12月2日放送の音楽特番『ベストアーティスト2023』(日本テレビ系)に、滝沢秀明氏(41)のエンターテインメント会社「TOBE」に所属する7人組グループIMP.が出演することが発表された。

 IMP.はジュニア(旧『ジャニーズJr.』)ユニットのIMPACTorsとして2020年に結成されたグループ。IMPACTorsは5月に旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)を退所後、7月にTOBEに合流し、IMP.として8月18日にデジタルシングル『CRUISIN‘』でデビューを果たした。

『ベストアーティスト2023』は総合司会に櫻井翔(41)、出演アーティストにSexy ZoneKing&PrinceSixTONESSnow Manなにわ男子も名を連ねており、“辞めジャニ”であるTOBEのIMP.は、現役ジャニーズタレントと初共演することになる。

※画像はIMP.の公式X(ツイッター)『@_7mp_official_』より

「旧ジャニーズ事務所は創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を経て凋落。同時に、テレビ各局はこれまで旧ジャニーズ事務所に対して忖度や配慮があった事を認める発表をしています。

 そんななか各局は今、忖度が消滅したことをアピールしたいわけで、だからこそ従来ではあり得なかった辞めジャニと現役ジャニーズの共演も積極的に行なっていくはずです。

 そこで今回の『ベストアーティスト』で白羽の矢が立ったのが、TOBEのIMP.だったのではないでしょうか。正直、実力以上なところがある気がしますが……」(ワイドショー関係者)

 IMP.はIMPACTors時代、旧ジャニーズ事務所の副社長だった滝沢氏が命名し、その後イチオシの“タキニ”として活動してきたグループだった。

「IMPACTorsは、悪く言えばゴリ押しされている、と旧ジャニーズのファンの間では賛否両論のグループでした。デビューも無理だろうと見られていましたが、結果的にIMP.としてデビューができた。

 しかし、現時点でIMP.がリリースした配信限定シングルは3曲ありますが、『オリコン週間デジタルシングル(単曲)』で1位を獲得したのはデビュー曲『CRUISIN‘』だけで、残る2曲は2位止まり。まだまだ、“めちゃくちゃ売れている”とは言い難い状況にあります」(前同)