本サイトでは10~30代の流行に敏感な女性100人に「今年いちばん印象に残った流行語」についてアンケート。トップ3は別記事で紹介したが、ここでは第4位以下の流行語を見ていこう。

 第7位(2.0%)は、「推しの子」「てぇてぇ」「しぬ!」が同率でランクイン。

「推しの子」は、2020年より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏による漫画『【推しの子】』のこと。今年4月期にアニメが放送され、YOASOBIによる主題歌『アイドル』とともに大ヒットした。主人公が推しているアイドルの子どもとして生まれ変わる転生もので、サスペンスや芸能界の裏側など興味深い要素が多く含まれている。11月26日には、2024年に第2期放送が予定されていると発表された。

「ストーリーのインパクトがあり、記憶に残った」(30歳/女性/学生・フリーター)

「てぇてぇ」は、「尊い」を崩した言葉で、自分が推しているアイドルやキャラクターに対して感動したときに使う。「萌え」に意味は近いが、最大級の賛辞で「笑顔がてぇてぇ」や、「〇〇(推しの名前)てぇてぇ」という使い方がされている。

「推しを見たときによく使う」(30歳/女性/研究・開発・技術者)

「『ちいかわ』のアニメを見ているとき、面白がって常に言っている」(30歳/女性/事務職)

「しぬ!」は、死にそうなほど気持ちが高まっている状態を表す言葉。「現実になったらうれしすぎてしぬ」「配信が面白すぎてしぬ」「〇〇がかわいすぎてしぬ」といったように、本来ネガティブな言葉だがポジティブな意味で使うことが多い。他に「終了」と同義の意味で使われることもある。

「具体的な言葉を省いて、リアクションとして使うことにビックリした」(32歳/女性/学生・フリーター)

「“詰んだ”みたいな感じで使っていた。使いやすいから」(25歳/女性/学生・フリーター)