■東京ドームは新たな収益源を探している
Number_iもSnow Manも野球に関心があり、お互いの仲も良好。共演NGも消えた。“特別な要素”、最後は東京ドームの今後の運営方針だという。
「これまで東京ドームは、プロ野球の巨人のホーム球場でした。人気の“巨人戦”がメインで、安定した収入を得ていたんです。そのジャイアンツが今後、本拠地を東京・築地へと移すのでは――と言われているんです。築地に新球場を作る計画ですよね。
東京ドームから巨人が離れる、となると大変なことになる。ドームとしては新しい収益源を考えなければいけないということです」(前出のワイドショー関係者)
“東京ドーム=巨人の球場”というイメージが強いが、実際は三井不動産傘下の『株式会社東京ドーム』の持ち物であり、巨人は年間25億円以上と言われる使用料や、1試合で1億円を超えるとされるグッズ収益の一部を東京ドームに支払っているとされる。
その負担を見直し、さらには開場から35年経ち施設の老朽化もあることから、巨人軍の母体である読売グループが、築地市場があった広大な跡地に新たな自前の球場を建てる、という“築地移転”計画を進めていることが、複数のメディアで報じられているのだ。
「そうなれば、東京ドームは巨人戦に代わる新たな収入源が必要になりますよね。野球以外のスポーツも行なわれていくでしょうが、1番スムーズなのは、これまでもやっているアーティスト、グループのコンサートを増やすこと。
しかし、そもそも東京ドームを埋められる、興行を行なって黒字にできるアーティストなど、数は限られている。東京ドームは、金脈となる2グループとは良好な関係を築きたいはずです」(前同)
Number_iの3人はキンプリ時代の2022年4月開催のドームツアー『~Mr.~ 』、Snow Manは今年6月開催のドームツアー『i DO ME』で東京ドーム公演を経験済み。どちらも5万5000人が熱狂する大盛況となった。
「そんなSnow ManとNumber_iが野球対決をしたり、その途中にパフォーマンスやトークを行なうイベントが開催されたら、チケットは間違いなく即完でしょうね。東京ドームサイドもぜひやりたい企画ではないでしょうか。
懸念すべきは人数差ですが、TOBEはNumber_iだけでなく、7人組のIMP.も売り出していきたいと考えられる。IMP.を入れれば10人になる。9人のSnow Manと問題なく試合が行えますよね。その場合、三宅健さんは監督、北山宏光さんはコーチでしょうか(笑)。
まさに夢の野球対決、夢の興行ですが、今後の開かれたエンターテインメントのために、日本エンタメの2トップグループの“東京ドーム激突”は、ぜひ実現して欲しいですよね」(前同)
『Myojo』の野球勝負は2対2の引き分けで終わったSnow Man。Number_iとぶつかれば、その結果は――。