■神宮寺「今後は、ジャニーズ以外のダンスをもっともっと練習したいな」
11月15日発売のファッション誌『NYLON JAPAN GLOBAL ISSUE04』で、海外進出に関する話題が出た際も神宮寺と岸は、
神宮寺《自分たちの歌やダンス、楽曲を突き詰めて、本当にいいと思ったものを持って、海外進出の戦略を考えていきたいです》
岸《日本もそうですが、海外でも日常の中で流れる音楽を創っていけたらいいなと思っているんです》
と、コメント。
また、神宮寺はキンプリ時代も、2021年5月発売の7thシングル『Magic Touch/Beating Hearts』の話が同月発売の『週刊朝日』(朝日新聞出版)で登場した際に、
《いわゆるジャニーズのダンスとは別物》《今後は、ジャニーズ以外のダンスをもっともっと練習したいな》
と、ダンスで“脱ジャニーズ路線”に意欲を燃やしていた。
「本格的なアーティスト路線と、アイドル兼俳優路線。どちらが正しいということはないですが、ここにきてみると、やりたい仕事がNumber_iの3人と、永瀬さん、高橋さんの間で違っていたのでしょう。3人の脱退発表時の言葉からも、本当は海外進出はキンプリの5人で叶えたかった夢であることを感じさせますが、やはり別れは必然だったのかもしれませんね……」(前出のワイドショー関係者)
特に永瀬は、全員が個人仕事も充実して「結構やりたいこともやらせてもらっていた」と感じていただけに、「選択肢(脱退)があったっていうことに、気づきもしなかった」と、22年11月10日放送の『永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送)で打ち明けていた。永瀬は俳優業も大切にしているのだ。
「永瀬さんも高橋さんもドラマや映画、俳優業に積極的ですし、8月27日に宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナからスタートし、12月9・10日の愛知国際展示場まで、7都市24公演が予定されているアリーナツアー『King&Prince LIVE TOUR 2023~ピース~』からも、Number_iと方向性の違いを感じさせました」(前同)
『ピース』は、キンプリが2人体制になってから初のアリーナツアー。歌やMC以外も2人が笑顔を振りまくVTRがスクリーンで流れたり、掛け声での“ファンサ”を行なったりと、“キラキラしたアイドル”を地でいくコンサートである。
「永瀬さんと高橋さんは、もちろんファンが求めている“アイドルのキンプリ”を大切にしているのでしょうが、10月のKアリーナ横浜でのコンサートを観て、あらためて彼らのアイドル路線を強く感じましたね。
一方、平野さんだけでなく、岸さんと神宮寺さんも、やはり海外で通用するようなアーティストを目指して、アイドル的ではない活動をやりたかったのだろう、と。今回、Number_iが投稿したKAZさんとのダンス動画で、その熱量の強さが伝わってきますね」(同)
脱退発表時は表舞台から引退して裏方に転身する可能性もささやかれた神宮寺と、事務所脱退時は本気で引退を検討していたともいわれている岸。しかし、両者は今、前へ前へと突き進む平野に負けない、強い意志を持っているようだ――。