大人気女優の永野芽郁(24)が主演、こちらも大人気俳優の高橋文哉(22)が共演する映画が発表された。

 2024年5月31日に公開予定の実写映画『からかい上手の高木さん』は、月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で2013年6月から2023年10月まで連載していた山本崇一朗氏(37)による同名漫画が原作。コミックスは19巻まで発売されており、シリーズ累計発行部数は1200万部を突破している。

 とある中学校で隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」の日常のやりとりを描くラブコメディ作品で、映画の舞台は原作から10年後。永野が教育実習生として母校へ帰ってきた高木さんを、高橋が母校で体育教師となった西片を演じる。なお、2人ともフルネームは公式で明かされていない。

『高木さん』は映画とは別に、高木さん役をファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルとして活躍する月島琉衣(15)、西片を映画『怪物』で注目された黒川想矢(13)が演じる実写ドラマ版が発表されたばかり。ドラマは24年3月クールのTBSの火曜深夜枠、そして地上波放送に先駆けて動画配信サービス・Netflixでの先行配信も決定している。

※画像は「ドラマストリーム」の公式X(ツイッター)『@drama_streamtbs』より

 人気漫画の実写化というのは何かと荒れがちなのだが、今回の『高木さん』も、原作と同じ中学生設定のドラマ版はともかく、10年後設定でオリジナルストーリーだと告知されている映画版に難色を示すファンは多い。

 高木と西方が結婚して娘も生まれている『からかい上手の(元)高木さん』という公式スピンオフ作品がすでに存在するため、実写映画はその前日譚の可能性も指摘されているが、

《いくらなんでもファンをからかうのが上手すぎる》
《素直に(元)高木さんの方を原作にして実写映画やれば良かったやん》
《10年後とか、すでに原作の面影すらない今まで色々アニメ、漫画の実写化失敗作を観て来たけどこれ程駄目だと思ったもんないわ》

 といった声が多く寄せられ、残念ながら大不評となっている。