日本人の生活にとって馴染み深い自動販売機(以下、自販機)。近年は定番の飲料品にとどまらず、全国から選りすぐりの冷凍・冷蔵食品を集めた自動販売機『PiPPon!(ピッポン)』や、羽田空港にある全国のご当地インスタントラーメンを集めた自販機など、独自色の強いものが多数登場している。

 こうした中、幅広い分野の商品を提供することで話題を集めているのが、無人自販機店舗を運営する『KAKUDAI BASE』だ。

「東京の京王井の頭線・明大前駅の下りホームで9月16日にオープンした1号店には8台の自販機が設置。人気グルメからスキンケアアイテムまでジャンルを超えたさまざまな商品があり、限定商品も購入できます」(エンタメ誌ライター)

 元々、明大前駅のホームはカステラショップの『文明堂』やカレーで有名な『CoCo壱番屋』など、人気グルメ店が軒を連ねる。その並びにできた自販機コーナーとあって、

《はらドーナツやら文明堂やら、なんかいろいろ売ってる自販機やらで誘惑の多さに驚いた。縁日みたいだ》
《明大前の自販機が充実(?)しすぎていてヤバい》

 などとX(旧ツイッター)でも話題になっているのだ。

自販機で手軽にスキンケア商品を購入できる

 同地の「自販機でこれまでに取り扱われてきた商品は、飲食系ではシンガポール発の生搾りオレンジジュース自動販売機『IJOOZ』(350円)、秋田県の郷土料理・大綱食品の『大綱漬 おつまみいぶりがっこ』(800円)、人気スイーツショップ『SIUNAUS SWEETS(シウナススイーツ)』のドーナツ(4個入り1000円)、プレミアムポップコーン『PALOMITAS』(800円)など。なかには、飲食物以外も販売されている。

「コスメ系商品の自販機もあり、無添加素材にこだわった『エール』の化粧水や人気YouTuberのヒカル(32)と総合格闘家の朝倉未来(31)が投資したTELESA『シャントリボディ』(100ml・1500円~)といったスキンケアアイテムなども展開。こうした商品ラインナップは随時入れ替えられ、10月末には東京ではなかなか食べられない福島県の郷土料理『うに味噌』(1500円)が登場しました」(前同)

 好評を受けて『KAKUDAI BASE』は早くも東武スカイツリーライン・竹ノ塚駅に2号店のオープンが決定している。