日本テレビのバラエティ番組『午前0時の森』(月・火曜23時59分~)が2024年春をもって終了すると、12月4日の日刊スポーツが報じた。2022年4月の開始から2年で幕を下ろすことになる。

『午前0時の森』は月曜に劇団ひとり(46)と関ジャニ∞村上信五(41)、火曜にオードリー若林正恭(45)と水卜麻美アナウンサー(36)がレギュラー出演。

「挑戦的企画を繰り広げる超実験的生バラエティ」を謳い、深夜の生放送番組として期待されていたものの、本放送開始前のパイロット版でゲスト出演者による差別表現があり、収録放送に移行。今年1月23日から月曜だけは事前収録から生放送へと変更になっている。

 さらに6月20日からは、火曜日版は内容を大幅リニューアルし、複数のゲストを招いてトークを繰り広げる『おかえり、こっち側の集い』を放送している。

※画像は『午前0時の森・月曜』の公式X(ツイッター)『@gozenreijimori』より

「それでも話題になることはあまりなく、数字も伸び悩んだこともあり、日テレ上層部も番組終了を決意したのではないでしょうか。そんな『午前0時の森』には“2つの大きな事件”がありました。1つはパイロット版の生放送でひとりさんが放った“ガーシー発言”ですよね」(制作会社関係者)

 2022年3月のパイロット版では、ひとりと村上が今後の番組方針についてトークを展開。その中で、ひとりは「この番組、基本的に企画決まってないんだから」とし「何やってもいいわけでしょ?」とスタッフに問いかけ、「俺が“ガーシー呼んでくれ”って言ったら引いてたよ」と、スタッフとのやりとりを明かす場面があった。

 さらにひとりは「ガーシーでしょ、そりゃだって! まだ誰も手をつけてないんだから。いっちばん最初にガーシー呼んだら、絶対目立つよ!」と続け、「俺はこの番組でぜひとも……最初にブッキングしたいよね」と猛プッシュ。これに村上も「せっかくですからね。生放送やし」と応じていた。