■新会社スタート遅れ原因は「福田淳新社長」!?
11月9日、SMILE-UP.を訪れた福田氏は社員を前に「やることは1つ、再生するしかない。ミラクルを起こしましょう!」と鼓舞していたとも『女性自身』では報じていた。
「福田氏が大きな改革ができる人なのは間違いない。しかし、旧ジャニーズ事務所再生のために嵐を含め、タレントやグループを自分の駒にしようとしているのではないか、と懸念しているタレントもいるようなんです。
会見から1か月を目途に新会社を設立すると宣言していましたが、1か月経っても、さらに1か月経ち12月に入っても動きはない。このままでは年を越してしまうのではないでしょうか。
これほどまでに遅れているのは、福田氏が原因なのではないかと、芸能関係者の間ではささやかれています。その象徴が松本さんの記事ですよね。福田氏は、自らの力で成り上がってきたという自負もあるからか、かなり破天荒な経営者だといいます。裏方に徹するわけでもなく、自分が前に出て改革していくタイプで、その人となりも含めて松本さんをはじめ、タレントからは反発が出ていると聞こえてきています」(芸能プロ関係者)
加えて、東山が社長就任を辞退したことで、ジャニーズの“ファミリー感”はさらに希薄になりつつある。
「福田氏への反発だけではないでしょうが、退所希望者が続出し、その調整がつかないこともあり新会社の始動が遅れているのでは、という見方が強くなっていますね」(前同)
10月5日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、SixTONESに独立の可能性があると報じ、特に松村北斗(28)はドラマや映画の演技が高く評価されており、退所しても引く手あまただろうと伝えていた。同月19日発売の同誌は、櫻井翔(41)が新会社とのエージェント契約を渋っていると報じていた。
さらに11月16日発売の『女性セブン』(小学館)によると、KinKi Kidsの堂本剛(44)はジャニー氏の生前から「ジャニーさんが亡くなったら事務所を辞める」と後輩たちに話しており、最近も独立や退所を視野に入れた身の振り方を周囲に相談しているという。
「そして、福田氏の年俸は5億円以上になるとも言われています。タレントとしてみれば“よく分からない人にいきなりそんな額を?”といったところですよね。ただ、藤島ジュリー景子前社長は年俸10億円程度もらっていたと言いますので、比べるとかなり少ないのですが……。
さらに、新会社設立のため、今、過去に旧ジャニーズで働いていたスタッフに声をかけて呼び戻しているそうなんです。名目上は新会社、社長は改革派の福田氏ですが、働いているスタッフは前と同じ――“それでは変わることはできないのでは……”と多くのタレントも疑問を抱いているとも聞こえてきていますね」(同)