■岡本が“旧ジャニ関係者”と見なされ出場できなかったはずが……

 その後、11月13日、今年の『紅白』は44年ぶりに旧ジャニーズ勢が1組も出場しないことを正式に発表。RSCも出場歌手には選ばれなかったのである。

 なお、RSCとコラボしていたMISIAは出場が決定している。

※画像は『NHK紅白歌合戦』の公式X『@nhk_kouhaku』より

「例年『紅白』の出場歌手は、当然ですが番組の制作陣がキャスティングします。しかし、今年はその上のNHK全体のコンプライアンスを取り扱う部署が“今年は旧ジャニーズ勢は起用しない”と、しっかりと線を引いたといいます」(ワイドショー関係者)

 元男闘呼組のメンバーの4人中、高橋、成田、前田の3人は、すでに旧ジャニーズ事務所を辞めていた。

「しかし、岡本さんだけは2021年11月にエージェント契約に切り替えていたとはいえ、旧ジャニーズ事務所と契約が続いていた。そのため、まだ“旧ジャニーズ事務所の人”と判断されてしまい、RSCの『紅白』の出場が叶わなかったということですね。

 それが一転して『紅白』に出られることになったのは、岡本さんに紅白サイド、周囲の関係者が粘り強い説得をしたことで、岡本さんが“一時独立”を決断したからだといいます」(前同)

※画像は岡本健一の公式インスタグラム『@kenichi.okamoto』より

 岡本は12月5日にインスタグラムのストーリーズを更新。旧ジャニーズ事務所は新たなエージェント会社を設立予定だが、

《新会社とのエージェント契約が締結するまでの期間は、自分の会社でセルフマネージメントして活動を続けていきます》

 と、現在のエージェント契約を解除して独立する旨を発表したのである。