12月6日の『スポニチアネックス』は、男闘呼組のメンバーを中心に再結成された6人組バンド「Rockon Social Club」(以下『RSC』)が大晦日の『第74回NHK紅白歌合戦』に出場することを報じた。
男闘呼組は、1988年にジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)からデビューした高橋和也(54)、成田昭次(55)、前田耕陽(55)、岡本健一(54)の4人組ロックバンド。93年に高橋が退所してから活動休止していたが、2022年7月に結成35周年を迎えるにあたって期間限定で復活し、今年8月25日の日本武道館ライブで正式に解散。その後、新メンバーにベーシストの寺岡呼人(55)とドラマーの青山英樹(37)を加えてRSCとして再始動したグループである。
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— Best Artist 2023|12月2日放送 (@musicday_ntv) December 2, 2023
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「もちろんRSCの『紅白』出場を喜ぶ声もあるのですが、それ以上にNHKがRSCを起用することになった経緯の内容から、“ご都合主義もいいところじゃないか”と、局に批判の声が出ています」(女性誌ライター)
RSCは今年9月1日にMISIAとコラボした楽曲『傷だらけの王者』を発表していて、同曲はNHKの『ラグビーワールドカップ2023』中継のテーマソングにも起用されていた。そのため、RSCの『紅白』出場を願う声は多かった。
しかし、9月7日に旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)が会見で創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害を正式に認めたことで状況は一変。
NHKの稲葉延雄会長は10月18日の定例記者会見で、社名をSMILE-UP.に変更したことは「本質的なことではない」と話し、被害者への補償などが着実に実施されるまで、引き続き所属タレントの新規起用は行なわないこと、『紅白』も同じ方針で臨むことを明らかにしていた。