■昨年、「興行収入40億円」を超えた邦画はわずか2本

「ちなみに、昨年2022年の映画で興行収入が40億円を突破した実写邦画作品は『シン・ウルトラマン』と『キングダム2 遥かなる大地へ』の2本です。『キングダム2』はシリーズものだし、『シン・ウルトラマン』は『ウルトラマン』や庵野秀明総監督というネームバリューがありますよね。

『レジェバタ』は非常にいいスタートをきりましたが、今後、2つの作品ほど数字を伸びしていけるか……。ここまで精力的に番宣活動を行なっているだけに、何とか赤字は回避して欲しいところですがどうなることか……」(前出の制作会社関係者)

 1月23日に京都で行なわれたプレミア試写会で、木村はこう語った。

「公開日までは僕らの作った映画という感覚でいられるんですけど、公開日をもって、ホントにみなさんのものにさせていただくんだなと。受け取り方は人それぞれですけど、できるだけやさしく抱きしめて欲しいなと思います」

 興行収入40億円の壁を破れれば、木村に新たな“レジェンド”が誕生する!?