■総合演出の藤井氏が“匂わせ”ポスト

 他方で、第1弾で“ディレクター・佐々木美優”を好演し注目を集めていた井川瑠音さんが、闘病の末に11月18日に31歳の若さで旅立ってしまう、不幸な出来事もあった。

※画像は井川瑠音さんの公式X『@ikawarune』より

 津田は井川さんの死が公表された12月1日にX(ツイッター)を更新。

《バカな僕を優しくわかりやすくリードしていただきありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします》

 と、追悼している。

「『名探偵津田』はテレビ各局が最重要視している13~49歳のコア視聴率も、11月8日放送回が4.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)で同週に放送されたすべての民放ドラマより高かったんです。

《名探偵津田の映画あったら絶対観に行く》《これ映画化いけるんじゃね》といった声が多く寄せられていることを、『女性自身』は報じていました。『水ダウ』の総合演出・藤井健太郎さんの意味深な匂わせにも言及していましたね」(前出の制作会社関係者)

 藤井氏は11月6日に自身のXを更新。10月2日に投稿した《2023年は名探偵の年》を引用リポストし、

《で、まだ終わりじゃないです》

※画像は藤井健太郎の公式X(ツイッター)『@kentaro_fujii』より

 と、年内の第3弾を期待させる一文を投稿している。それに同企画のファンは沸騰。藤井氏の投稿には、『名探偵津田』の映画化への期待や、

《TBS、大晦日にまさかの名探偵津田というウルトラCあるか?ちょうどダウンタウンの手も空いてますからね》
《水ダウプロデューサーから次回予告が!!今年中にまだありそうでオラワクワクすっぞ》

 と、年末特番を期待する声も多く寄せられている。

 そんななか、お笑いプロ関係者は、

「確かに『名探偵津田』はめちゃくちゃ面白い人気企画ですが……結論から言うと、映画化、そして年内の続編もない、と聞こえてきています」

 と話し、こう続ける。

「探偵役を変えるならまだしも、『名探偵津田』で津田さんは外せませんよね。津田さんがこなれてしまっては面白くないので、頻繁に行なうことができない企画なんですよね。第1弾と第2弾も、放送はおよそ10か月間空けていましたよね」