■伊藤の「素直な芝居」は『あの花』でも!
伊藤は2018年放送の賀来賢人(34)主演の連続ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の準主人公役で大ブレイクを果たしたが、20年10月28日にひき逃げ騒動を起こして逮捕(のちに不起訴)。地上波ドラマやCMから姿を消していた。
そこから約1年後の21年10月に主演舞台『SOULFUL SOUL』で役者業を再開し、22年には主演映画『冬薔薇(ふゆそうび)』も公開。『冬薔薇』は伊藤ありきで描かれた「当て書き」で、伊藤は自堕落に生きてしまう若者を生々しく演じていた。
★★『#冬薔薇 #ふゆそうび』
— 映画『冬薔薇(ふゆそうび)』公式 (@FUYUSOUBI_jp) September 1, 2022
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🌹#阪本順治 監督× #伊藤健太郎
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『冬薔薇』の監督である阪本順治氏は『日本映画プロフェッショナル大賞』の監督賞を受賞したが、授賞式で伊藤の魅力を「小細工じゃなくて、素直な芝居ができるところ。普通の芝居って本当に難しいんですけど、それをごく自然にやれるところ」と、コメントしている。
「今回の映画『あの花』で伊藤さんが演じた石丸は、現代人である主人公の目線では特攻隊は異常に見えるけれど、まさに“戦時中の普通の人間”でした。だからこそ、石丸が『おなかペコペコ隊』などと年相応に楽しく過ごす姿や、千代(出口)とのつかの間の関係が非常にリアルでした。
そして、その伊藤さんの相手役の出口さんも今、急上昇してきていますよね」(前出の女性誌編集者)
出口は、1月13日配信の森七菜(22)とのダブル主演ドラマ『舞妓さんちのまかないさん』(Netflix)でドラマ初主演を果たすなど今、大注目の若手女優。
現在の10月クール放送の多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)の“クアトロ主演”連続ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)にも出演している。第7話で終盤のキーマン・志木美鳥(田中麗奈/43)の大学生時代を演じ、衆目を集めたばかりだ。
「出口さんは非常にナチュラルな演技ができる女優さんですが、今回の『あの花』でも出口さんの演技は素晴らしかった。主人公の百合(福原)と交流するシーンや、石丸との終盤のシーンなどは、本当に自然でしたね」(前同)