■心配したスタッフが「太らせ隊」を編成

 木村が窮地を迎えるなか、妻である工藤は、2022年でソロデビュー35周年を迎え精力的に芸能活動をこなしている。

「周年記念として発表したセルフカバーアルバム『感受』を引っさげ、23年は7月1日から8月26日まで全国10会場をまわるツアーを開催。8月2日にはニューシングル『勇者の旗』をリリースしています。9月2日には、30年ぶりの台湾公演『工藤静香 2023 CONCERT in TAIPEI』を開催。

 新曲PRで国外にまで目まぐるしく出向く日々ですが、インスタグラムではスイーツやとり手羽で出汁をとったスープなど手料理も公開。仕事に大忙しながら、家庭生活も大事にする生真面目さをアピールしています。しかし、本音では夫・木村さんの窮地、そしてジャニーズ事務所の行く末が気になって仕方がないのではないでしょうか」(同)

 自身の活動で大忙しの工藤。一方で、夫の木村の身には未曾有の事態が降りかかり続けている。工藤の心境はいかほどか――。夫妻を知る芸能関係者が明かす。

「元々、SMAP解散騒動の時にジャニーズ事務所に残るように奔走したのは、工藤さんだと言われています。今回の事務所および木村さんの危機に際し、工藤さんは心労が募るばかりでしょう……」

 事実、周囲を心配させるような異変が工藤の身には起きている、と前出の芸能関係者が続ける。

「もともと痩せ型の工藤さんですが、ここに来て激ヤセが指摘されています。8月17日、インスタグラムにアップした台湾公演のリハーサル動画では、胸元が大きく開いた服からはガリガリのあばら骨が露わに。台湾公演後の写真では手の甲に浮き出た血管に、ファンからは“大丈夫?”といった心配の声が続出していました」

 工藤の変化はスタッフの目にも明らかだったよう。工藤自身、インスタグラムのストーリーズ機能で、《笑 最近バタバタで痩せたと心配している 太らせ隊は、何処でも何か食べる物を用意してくれる》とコメントしていた。

「工藤さんの身長は、161cm~163cm。体重はデビュー当時から45キロ前後と明かしている。過去にはコンサートなどで多忙になると、40キロを割ることもあると漏らしています。痩せやすい体質なのでしょうが、今はそれにしても……」(前同)

 第一線で活躍を続けてきた元アイドル夫妻が直面した芸能生活最大の難局。おしどり夫婦はこの試練を乗り切れるのか――。

(2023年9月13日公開)