日本テレビの夜の報道番組『news zero』(日本テレビ系)で2018年10月からメインキャスターを務めてきた有働由美子(54)が、2024年3月をもって番組から卒業することが12月14日に発表された。

 後任は同局の藤井貴彦アナウンサー(52)が務める。藤井アナがメインキャスターを務めている夕方の報道番組『newse very.』は、鈴江奈々アナ(43)と森圭介アナ(45)のダブルメインキャスターとなる。

 有働は「気づけば現在54歳! 次の新たなことにチャレンジするときは今しかないと考え、1年半前から相談させていただいていて、わたくしのわがままを聞いてくださり、このたび『news zero』が快く送り出してくれることになりました」とコメントを寄せている。

※画像は『news zero』の公式X(ツイッター)『@ntvnewszero』より

「有働さんはコメントしているように、結構前から番組を卒業したいと思っていたようなんです。体力的にも全曜日を担当することに限界を感じていたといいます。それで番組サイドは代わりのキャスターを探すことになった。

 当初は月曜キャスターの櫻井翔さん(41)に全曜日を任せたいという計画もあったそうですが、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題もあり、計画は頓挫。2024年3月にも櫻井さんが降板するのではないかともささやかれる事態になってしまいましたよね。

『news zero』は日テレの報道の顔のような番組でもある。大事な番組だけになかなか適任が見つからなかった。結果、人気と実力を兼ね備える藤井アナに白羽の矢が立ったと見られています」(制作会社関係者)

■有働由美子は「バラエティ番組をやりたい」

 12月6日、『ORICON NEWS』が毎年恒例の「好きな男性アナウンサーランキング」を発表。藤井アナが2022年の2位から1位に返り咲いたことも話題を呼んだ。

「“命より大切な食事会、パーティはございません””感染者数に一喜一憂しないでください。この数字は2週間前の結果です。私たちは2週間後の未来は変えることができます”などなど、コロナ禍では『news every.』での藤井アナの一言が視聴者から絶大な支持を集めましたよね。藤井アナなら『news zero』のスタッフも安心なのではないでしょうか。

 そして、『news zero』を卒業する有働さんは“次の新たなことにチャレンジ”とコメントしていますが、“バラエティ番組をやりたい”という思いがあるようなんです。

 彼女はNHK時代にも、報道番組よりも『あさイチ』などの明るく楽しい情報番組を担当していたイメージが強い。関西出身でフリートークは抜群に上手いですし、バラエティ番組でも実力を発揮してくれるはずです」(前同)