12月14日、多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)の“クアトロ主演”連続ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)の第10話が放送された。

『いちばんすきな花』は「男女の間に友情は成立するのか?」をテーマに違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていくドラマ。

 第10話は、深雪夜々(今田)は春木椿(松下)、佐藤紅葉(神尾)は潮ゆくえ(多部)、2組の片思いに終止符が打たれる物語だった。夜々も紅葉も恋が成就することはなかったが、非常にすっきりとした晴れやかな幕引きとなった。

※画像は『いちばんすきな花』の公式X(ツイッター)『@sukihana_fujitv』より

 夜々と紅葉はお互いに電話で失恋を報告するが、「傷のなめ合いになるよ」(紅葉)、「かすり傷もちゃんと治しておかないと」(夜々)と言い合う。普通の恋愛ドラマなら”あまり者同士”の恋愛に発展するのが王道だが、『すき花』は違う。夜々は「こういう時に紅葉くんで寂しさ埋めたろってならないから、紅葉くんやっぱり友だちだわ」と言い、男女ではなく友だちとしての”両想い”と笑いあったのである。

 その後、4人で集まっても気まずさなど微塵もなく、それどころか4人で試しにルームシェアしてみよう! という流れになり、物語はいよいよ最終回へ――というところで、第10話は幕を閉じた。

友情の両思いって尊いんだよなあ。いいなあ、この四人。素晴らしい「帰ってくる」場所だ
恋愛感情が一方通行って普通にあるもんね ドラマだからって最終回近くに急に両思いにならないでもいい

 といった声が多く寄せられている。

 しかし、シナリオ、そして俳優陣の演技への評価が高い一方で視聴率は全くふるっていない。

「『すき花』は社会現象にもなった川口春奈さん(28)主演、Snow Man目黒蓮さん(26)が相手役を務めた2022年10月クールのドラマ『silent』(フジテレビ系)のプロデューサー・村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組んだドラマ。そのため放送前の注目度は非常に高かったのですが、視聴率は伸び悩んだ。12月7日の第9話は世帯視聴率5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。初回の5.9%が最高であとはそれ以下で、4%台もあります。

 そして、テレビ界で今、最重要視される13~49歳のコア視聴率も1%台と、まさに想定外の深刻な結果です。次回、21日放送回は最終回。大きな跳ね上げはもう望めないですよね。この勝負ドラマの大不振は、フジテレビ社員の冬のボーナスにも響いているそうですよ……」(制作会社関係者)