松本潤(40)が主演を務めたNHK大河ドラマどうする家康』の最終回が12月17日に放送され、平均世帯視聴率12.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことがあきらかになった。

 全48話の期間平均は11.2%。前作『鎌倉殿の13人』の12.7%を1.5ポイント下回り、大河歴代ワースト2位に沈んだ。『どうする家康』の世帯視聴率は1桁台を記録することもあり、スタートからずっと苦戦が続いていた。

 さらに10月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、収録が押してしまった際に松本が助監督に「殺すぞ!」と暴言を吐いたり、前室の丸椅子を蹴り上げたり、共演者のセリフを横取りして現場で“台詞泥棒”のあだ名がついたりと、横暴なパワハラ的行為をしていたとも報じ、ドラマにケチがついてしまった。

※画像は『どうする家康』の公式X(ツイッター)『@nhk_ieyasu』より

「同じ嵐の二宮和也さん(40)、中谷美紀さん(47)、大沢たかおさん(55)によるトリプル主演の月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)も視聴率がまったく取れていません。18日に最終回を迎えますが、状況は最悪ですね……」(制作会社関係者)

 現在、テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視しているが、最終回前の12月11日の第10話のコア視聴率は1.9%だったという。

「ずっとコア1%台が続いています。月9では考えられない数字ですね……。二宮さんの本格的なアクションシーンは好評な一方で、シナリオ・演出の評判があまりにもよくない。このままでは前クールに放送されていた『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)以下の“月9ワースト”という不名誉な記録を出してしまう可能性もあります」(前同)