ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、危機に直面するSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)。12月8日にはタレントのマネジメント業務などを担う新会社の名称を「STARTO ENTERTAINMENT」だと発表し、新たなスタートを切ることになった。

 STARTO社の社長にはコンサルティング会社「スピーディ」の社長である福田淳氏(58)が就任。就任にあたって福田氏は次のコメントを寄せている。

《ジャニーズ事務所のアーティストとして磨いてきた彼らの歌、ダンス、演技。これらの一流コンテンツは、世界中に大きな影響を与えてきた「日本の宝」です。グローバル展開を考えたいアーティストに対しては、米国・韓国など、海外のエンタメ業界への橋渡しも手掛けていきたいと思います。

 また、私は長年IT業界におりましたので、若いアーティストたちが将来を見据えて興味を持っている最先端技術の方面も動かしていく構想です》

「福田氏は“世界を目指す”と宣言したわけですが、特にスノスト(Snow ManSixTONES)の世界進出を後押ししていくことになると言われています」(芸能プロ関係者)

※画像は「Snow Man/MENT RECORDING」の公式X(ツイッター)『@SN__20200122』より

■SixTONESメンバーは海外を強く意識

 SixTONESは、海外進出の野望をたびたび明らかにしてきた。京本大我(29)と田中樹(28)は10月7日放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)に出演。

 田中が、アメリカ・ラスベガスに巨大な球体型会場「スフィア」が誕生したと切り出すと、京本はいつかは「スフィア」公演を実現させたいとし、「海外公演として視野に入れておきたいところではある」と語った。

 松村北斗(28)は10月4日に会員制ブログ『北斗學園』を更新。仕事で韓国を訪れているとし、《SixTONESで韓国とかにライブで来てみたくなってくる》《アジアツアーとかでいくつか周ってみたい》と野望を綴っていた。