■FCの「DX化」・海外営業チーム設立・メタバース&オンラインゲーム

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「SixTONESのメンバーは明確に海外を意識している。それはSnow Manも同様です。ラウールさん(20)はモデルとして、目黒蓮さん(26)は俳優としても海外を意識しているのではないでしょうか。

 そして、旧ジャニーズの中で特に彼らを後押ししていくと見られる福田氏はSTARTO社の社長就任にあたり、“3か条”を掲げているそうなんです。その1つがファンクラブの『DX化』だといいます」

※画像はラウールの公式インスタグラム『@raul_official_sn』より

「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」とは「IT・デジタル技術の活用によって企業のビジネスモデルを変革し、自社の競争力を高めていくこと」を指す。

「福田氏はマネジメント業を含め、経営を透明化したいという考えがあるようなんです。ファンクラブでどれだけの売り上げがあり、どれだけの経費がかかっており、タレントにどれほど還元できるのかということを、隠さずにタレントサイドに見せていきたいところだといいます。

 藤島ジュリー景子前社長時代までの、創業家の“なあなあ”の経営のやり方ではなく、契約するタレントにもどれくらいお金が動いているか見える、オープンでフェアで経営していくということですよね。さらにもう1つ、福田氏が掲げているのが海外営業チームの設立です」(前同)

 福田氏は《米国・韓国など、海外のエンタメ業界への橋渡しも手掛けていきたいと思います》と宣言している。

「スノストを中心に契約アーティストを海外に売っていくためのチームを作り、実際に、海外進出に向けて動き出すことになるといいますね。

 さらにもう1つ、福田氏が掲げているのがメタバース領域への投資と世界的なオンラインゲームにも参戦していくことだと聞こえてきています」(同)