サンタクロースの訪問を楽しみにする、日本全国の子どもたちの夢を壊しかねない発言が放送され、大炎上した。

 問題が発生したのは、クリスマスが9日後に迫った12月16日に放送されたテレビ東京のバラエティ番組『出没!アド街ック天国』。

「《街を徹底的に紹介する地域密着系都市型エンターテインメント》謳う同番組。この日の番組テーマは、“聖夜に行きたい!美味しい墨田区”。20位から16位の東京都墨田区グルメを紹介したあと、司会の井ノ原快彦さん(47)とアシスタント役の片渕茜アナウンサー(30)が登場し、クリスマストークを繰り広げる流れになりました。

 井ノ原さんが、いきなり“サンタさん問題ってあるよね”と話をふると、これに対して片渕アナが“明確に、ここで『いない』ってわかった日があるんですけど”とぶっ込んだのです。片渕アナは続けて、小学校の低学年頃、夜中に“サンタさんが来た!”と思ったら、プレゼントを置いていったのは父親だった、というエピソードを披露しました」(女性誌ライター)

 テレビの前で凍りついてしまった家庭も多かったと思われるこの“禁断のぶっこみ”。しかもその後、片渕アナは「だってサンタいないじゃん! お父さんだったじゃん!」と毎年不機嫌になった、という後日談までつけるダメ押しっぷり。

 テロップで《※かたふちさんのおうちのおはなしです》と注釈がつけられ、井ノ原が「お父さんにお願いしたかもしれないじゃん、サンタさんが。手が足りないんだよ」ととりなすも、後の祭り。開き直ったのか井ノ原も「最近では、(サンタさんが)Amazonに頼んでるっていうもんね」と語りだす始末だった。

 前出の女性誌ライターが続ける。

「『アド街』は土曜日のよる9時放送で、親子でくつろぎながら見ている家も多い。子どものために細心の注意を払って“サンタイベント”を準備しているというのに、思わぬ形でネタバレされてしまった親からは“配慮がなさすぎる”との怒りが噴出しました」