俳優の多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)が“クアトロ主演”を務めるフジテレビ系の木曜劇場ドラマ『いちばんすきな花』(木曜22時~同54分)が12月21日に最終回を迎える。

 社会現象にもなった川口春奈(28)主演、Snow Man目黒蓮(26)が相手役を務めた2022年10月クールのドラマ『silent』(フジテレビ系)のプロデューサー・村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組んだ『すき花』。

「男女の間に友情は成立するのか?」という永遠の命題をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を描いてきた。

※画像は『いちばんすきな花』の公式X(ツイッター)『@sukihana_fujitv』より

 12月14日の第10話は、深雪夜々(今田)は春木椿(松下)、佐藤紅葉(神尾)は潮ゆくえ(多部)、2組の片思いに終止符が打たれるストーリーだった。

 夜々と紅葉はお互いに電話で失恋を報告するが、「傷のなめ合いになるよ」(紅葉)、「かすり傷もちゃんと治しておかないと」(夜々)とそれぞれ言い合う。一般的な恋愛ドラマなら“余り者同士”の恋愛に発展するのが王道だが、『すき花』は一味違った。

 夜々は「こういうときに紅葉くんで寂しさ埋めたろってならないから、紅葉くんやっぱり友だちだわ」と言い、男女ではなく友だちとしての”両想い”と笑い合った。

 その後、4人で集まっても気まずさなどはなく、それどころか4人で試しにルームシェアしてみようという流れになり、物語はいよいよ最終回へ――というところで第10話は幕を閉じた。