■「このドラマならではの特別な仕掛けがあるので……」

　ドラマ制作会社関係者が話す。

「出るドラマのほとんどがヒット作となる多部さん、ＮＨＫ連続テレビ小説『スカーレット』のブレイクから快進撃が止まらない松下さんなど、人気俳優がズラリとそろい、さらに『ｓｉｌｅｎｔ』の脚本家とプロデューサーが再びタッグを組んだ作品ですから、フジテレビは『すき花』には相当期待していました。

　ところが視聴率はまさかの大苦戦。テレビ各局が重視する１３～４９歳のコア視聴率も１％後半から２％前半という低い数字を推移していますからね……。真っ直ぐな恋愛ドラマではなかったことでライト層の視聴者が離れてしまったといった分析はありましたが……ただ、最終回は大逆転を目指してサプライズを仕掛けていそうですね」

　２１日の『めざましテレビ』には多部、松下、今田、神尾がスタジオに生出演。役の衣装のままでの出演になったことについて、軽部真一アナウンサー（６１）は「実は今夜、最終回なのになんとこれから撮影する部分があるんですって？」と質問。

　これに松下は「ちょっとまだ撮り切れてない部分がありまして。このあと僕が住んでいた椿ハウスで、４人でちょっととあるシーンを撮影します。結構初めての経験なので緊張しますね」と応じ、今田も「そうなんです。このドラマならではの特別な仕掛けがあるので」と意味深にコメントしていた。

　さらにプロデューサーの村瀬氏も１２月２０日２３時過ぎにＸ（ツイッター）を更新し、《最終回“ほぼ完パケ”できました。自分でも大好きな最終回になりました。でもまだちょっとあるんです。明日撮影するパートが入って完成します。奇跡を起こしてみようと思います。明日！１２／２１（木）夜１０時!!絶対見逃さないで下さい》と呼びかけていた。

※画像は村瀬健氏の公式Ｘ（ツイッター）『@sukihana_fujitv』より