歌手で俳優の山下智久(38)が、2024年4月スタートのフジテレビドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜22時~)に主演することが明らかになった。

 山下にとって2019年4月クールの『インハンド』(TBS系)以来5年ぶりの民放ドラマ主演。また、フジテレビ系ドラマの出演及び主演は、大ヒットドラマシリーズとなった2017年7月クールの『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-3rd season』以来、実に7年ぶりとなる。

『ブルーモーメント』は『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の同名コミックが原作。

 山下が演じるのはSDM本部(特別災害対策本部)のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原柑九朗(はるはら・かんくろう)。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演している。

 しかし、そんな姿からはまったく想像もつかない別の顔が晴原にはある。彼は、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部の1人として災害現場で奮闘していて――というストーリーだ。

※画像はドラマ『ブルーモーメント』の公式X(ツイッター)『@bluemoment_cx』より

■山P、錦戸、赤西も民放地上波再進出

 ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所所属のタレントとの広告契約を見直す企業が続出。テレビ各局も旧ジャニーズと距離を取ろうとしている。

「代わって“辞めジャニ”は大活躍。山下さんは退所後も変わらぬ活躍を続けていましたが、元関ジャニ∞錦戸亮さん(39)も2024年のドラマに出演することになると報じられています」(ワイドショー関係者)

 11月30日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、2024年4月クールにフジテレビが赤楚衛二(29)を主演に、“大病院を舞台にした復讐物のサスペンス”をやること、重要なポジションに錦戸がキャスティングされていると報じている。

 さらに元KAT-TUN赤西仁(39)は12月17日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演し、元SMAP中居正広(51)と共演。約10年ぶりとなる地上波バラエティ番組への出演となった。

「これまではあまり見られなかった、地上波での辞めジャニ起用が激増していますよね。特に山下さん、錦戸さん、赤西さんの3人はフジテレビの番組にそれぞれ出演。フジにはここにきて辞めジャニを重用して、旧ジャニーズと距離を置こうとしている。

TOKIOカケル』と『VS魂』も終了。『VS魂』の後継番組として10月にスタートしたばかりの相葉雅紀さん(40)MCの『木7◎×部』も視聴率が悪く、CMもなかなか入らないといった事情から、2024年3月にも終了する話も浮上しているといいます。その一方で辞めジャニを“解禁”。それどころかむしろ、彼らに頼っているぐらいですよね」(前同)