吉高由里子(35)主演のNHK大河ドラマ『光る君へ』の第2回が1月14日に放送される。
同ドラマは1月7日にスタート。 平均世帯視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、歴代大河ドラマの初回最低を更新する低さだったが、藤原道長(柄本佑/37)の次兄・道兼(玉置玲央/38)のクズっぷりや、ラスト6分の衝撃的な展開など、振り切った内容が視聴者の反響は大きかった。
第63作目の大河ドラマとなる本作は、千年の時を超えて読み継がれる長編小説『源氏物語』を生み出した、平安時代の女流作家・紫式部(吉高)が主人公。藤原道長への想いと、たぐいまれな想像力を原動力に《光源氏=光る君》の恋愛ストーリーを紡いでゆく、変わりゆく世を変わらぬ愛を胸に懸命に生き抜いた女性の物語。
第1回「約束の月」の内容は以下。平安中期、京に生を受けた少女・まひろ(落井実結子/9/のちの紫式部)。父・藤原為時(岸谷五朗/59)と母・ちはや(国仲涼子/44)とつつましい暮らしをしている。ある日、まひろは三郎(木村皐誠/14/のちの道長)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。
一方、道兼(玉置)は父・兼家(段田安則/66)が兄・道隆(井浦新/49)ばかりを評価するため、鬱屈を抱えて身分の低い者に暴力をふるっていた。そんなある日、母・ちはやと神社にお礼参りに行っていたまひろは、三郎と会う約束をしていたため、ちはやを置いて山道を駆け出す。すると、そこに馬に乗った道兼がやってきて、落馬させてしまう。
その後、怒った道兼が、ちはやを刺殺してしまうという衝撃のラストを迎えたため、X(旧ツイッター)上では、《まひろと道長は恋愛関係にありましたという、甘酸っぱい初恋じゃなくて、お互いが自分のせいだと思わせる、ちはやの死が深く影を落とす地獄の初恋になるなんて。ソウルメイトはソウルメイトでも、地獄のソウルメイトじゃないですか》など、視聴者からの驚きの反響が相次いだ。
また、徹底的に道兼の凶暴性を演じた玉置、東宮(皇太子)のクソガキっぷりを演じた伊藤駿太(13)など、悪役への称賛の声も多かった。