■8年前のことでも記事に……芸人たちは戦々恐々!

 狩野英孝のスキャンダルの際も相次いだという一般女性からの告発やタレコミ。今回の松本の記事の影響力を考えれば、その時の比ではないだろう。

「『週刊文春』を始めとして、今、各週刊誌には多くのタレコミがあって、さらにお笑い事務所への直接の告発もやはりあるのではないでしょうか。松本さんの第一報の飲み会は8年前のこと。それほど時間が経っていても記事になってしまうということです。そんな今、過去に派手な女遊びを繰り返していた芸人たちは戦々恐々としているといいますね。

 吉本興業では、かつて所属した宮迫博之さん(53)らが繰り広げ、19年『FRIDAY』(講談社)に報じられた闇営業騒動後、それまでも事務所内にあった所属芸人向けの行動規範マニュアルを作り直しています。また、年に1〜2回は全所属芸人にコンプラアンス研修を受けさせている。

 ですので、さすがに最近は変な遊び方をしている芸人はいないと思われますが……8年も遡れば、週刊誌や事務所にリークされるようなことをしていた芸人は山ほどいるでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 23年5月にはバッドボーイズ・佐田正樹(45)が7年越しの愛人との間に隠し子がいることを『文春オンライン』に報じられたかと思えば、同年8月にはジャングルポケット斉藤慎二(41)がキャバクラ嬢や元グラビアアイドルとの不倫を『FRIDAY』で報じられた。

「ジャンポケ斉藤さんはまだしも、現在ほとんどテレビで見かけない佐田さんまで週刊誌のターゲットになっている。

 松本さんに関して今回、文春が報じたような、先輩に女性を“献上”するような飲み会は、吉本以外の多くの芸人も行なっていると聞こえてきます。もしかすると、過去の女遊びが原因で仕事を失ってしまう芸人が、続出してしまう事態になるのかもしれません……」(前同)

 ダウンタウン松本人志VS『週刊文春』の全面戦争の陰で、多くの芸人が今、戦々恐々としているようだ。