■アサヒビール、サントリー、アコムが“撤退”か

　１月１２日に『酒のツマミになる話』が、１４日には『まつもｔｏなかい』（フジテレビ系）が通常通り放送された。さらに放送終了後、『酒のツマミになる話』の公式Ｘ（ツイッター）が更新され、《次回の放送は１月１９日（金）よる９時５８分〜です！　お楽しみに》と次週の告知も行なっている。

「しかし、１２日の番組内では“異変”もあったんです」（前出の制作会社関係者）

　それまで『酒のツマミになる話』には多くのスポンサーがついていたが、１２日の放送では提供欄に企業名が１つも表示されなかったのだ。アサヒビール、サントリー、アコムはこの日までにスポンサーとしての社名表示を取り止めていたことを明らかにしている。

「スポンサーとして、すでに決まっている出稿料は出すものの“社名は出してくれるな”ということですよね。これは事実上の、今後の“スポンサー撤退”と同じでしょう。今後、広告収入が得られない事態となれば、視聴率不振が続きテレビ事業が絶不調で“超”がつく金欠状態のフジテレビにしてみれば、『酒のツマミになる話』を制作し続けるのは不可能。フジの金欠は極めて深刻。今春、制作費３０％カットを言い渡された番組もあるほどだといいますからね。

　そして、アサヒビールとサントリーがいち早く“社名ＮＧ”にしているのも仕方がないこと。今回のスキャンダル報道の内容は、ホテルでの“ハレンチな飲み会”だったわけですからね」（前同）

※画像は『人志松本の酒のツマミになる話』の公式Ｘ（ツイッター）『@cxSAKEnoTSUMAMI』より

『週刊文春』が報じたのは、２０１５年に都内の高級ホテルのスイートルームで行なわれた飲み会で、松本から大人の関係を強要されたと複数の女性が告発している――というものだった。

　１月１０日の『週刊文春』では、大阪のホテルでも飲み会が行なわれ、たむらけんじ（５０）がセッティングをしたとも報じたことを受け、たむらは９日（日本時間１０日）に配信したラジオ番組『たむけんがＬＡにいるよ～！』（ＴＪＳ ＲＡＤＩＯ）で「飲み会があったことは事実。ただ記事に書かれているようなことを目的としたものではなく、合コン的な感覚でやっていた」と説明した。