■第2位は「嘘はつかない」など生き方について

 第2位(23.0%)は、生き方。

 日々の心がけ、ものの考え方など、子どもの頃から親に生き方に関する言葉をかけられた人も多いだろう。なにげない言葉にも、人生を充実させるヒントがたくさん詰まっている。なにかとストレスの多い世の中、悩みや迷いを抱えている人が生き抜くためのアドバイスにもなりそうな言葉もあった。

「七転び八起き。年齢を重ねるごとに挫折は増えるが、何度も何度もやり直せることを実感したから」(56歳/女性/主婦)

「人は一人では生きていけない。生きていくということは、知らないうちに誰かのお世話になっているということが理解できた」(42歳/女性/主婦)

「頑張らない、張り切らない。無駄なエネルギーを使わないというのが、効率良くやるということだと分かった」(51歳/男性)

「自分の信念を持ったほうが良い。仕事で人に流されることが多く、毎日疲れているから」(46歳/男性/研究・開発)

「身の丈に合った行動をする。調子に乗ってうまくいかないことが多くあったから」(47歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「嘘はつかず正直に生きろ。嘘はついても、すぐにバレてしまう」(40歳/男性)

「正直はベストポリシー。言い訳で嘘をつくと疑問の目を向けられるが、正直に“忘れていてすみません!”と謝ると、笑って許してもらえるから」(48歳/男性/営業・販売)

「バチが当たる。悪いことをしたら、結局自分に返ってくる」(51歳/女性/主婦)

「嘘も方便。きれいごとや正しいことだけで進む世の中ではないことが分かったから」(49歳/男性/営業・販売)

「短気は損気。若い頃は余裕がないからさまざまな物事に対して即断即決で行動してきたが、振り返るとゆったり構えてすぐに結論を出さずにいたほうが結果は良かったかもしれないと思うから」(47歳/男性)

「三つ子の魂百まで。子どもの頃についた癖はなかなか抜けないと思うから」(49歳/女性/主婦)