西島秀俊（５２）主演の日曜劇場『さよならマエストロ～父と私のアパッシオナート～』（ＴＢＳ系、毎週夜９時から）の第２話が１月２１日に放送される。
１月１４日に放送された第１話は、平均世帯視聴率が１１.４％（ビデオリサーチ調べ／関東地区）と、同枠で昨年７月期に放送された大ヒット作『ＶＩＶＡＮＴ』の初回１１.５％に迫る好発進となった。
このドラマは、天才指揮者だったが“ある事件”がきっかけで家族も音楽も失った父・夏目俊平（西島）と、父を拒絶し、音楽を嫌う娘・響（芦田愛菜／１９）が、地方のオーケストラでの活動を通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくアパッシオナート（情熱的）なヒューマンドラマ。
第１話の内容は以下。俊平は音楽の街・ウィーンで指揮台に立ち、聴衆を大いに沸かせたが、そのとき、娘の響には最悪なことが起きていた。責任を感じた俊平は指揮者をやめ、家族は彼の元を去っていった。５年後の２０２３年、ひとりきりでウィーンで暮らす俊平のもとに、日本にいる妻・志帆（石田ゆり子／５４）から連絡が入る。
それは、フランスで画家の仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見てほしいというもので、俊平は２０年ぶりに帰国。父子３人の気まずい生活が始まる。翌朝、晴見市役所観光課の古谷悟史（玉山鉄二／４３）が訪ねてきて、存続の危機にある市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」の指揮を俊平に依頼するが……という展開。
視聴者のＸ（旧ツイッター）上の反響は、《西島秀俊さんの出演作が安心して見られるのは、西島さんが水面下で「いい男」を保ちつつ「冴えない男」を演じて、“格”をキープしているから。役所広司さん、阿部寛さんがこの路線の先達。対して、潰しのきかないイケメン俳優だと、どんな役でも悪い意味でキラキラしちゃう》など、西島への称賛の声が。
