1月20日夜10時から、櫻井翔(41)主演の連続ドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系)の第2話が放送される。

 1月13日に日本テレビ系「土曜ドラマ」枠(土曜午後10時~)でスタートした『新空港占拠』は、2023年1月クールに同枠で放送し人気を博した『大病院占拠』から1年後の物語。櫻井演じる「嘘だろ」が口癖の刑事・武蔵三郎が、姉で政治家の二葉(奥貫薫/53)と2人で武装集団「獣」に拉致されてしまい、今度は「かながわ新空港」の占拠事件に巻き込まれて――という物語だ。

 制作会社関係者は話す。

「昨年10月クールは、各局のほとんどのドラマが視聴率で大苦戦する厳しい3か月でした。

 しかし、始まった1月クールのドラマは、第1話時点ではテレビ各局が最重要視する13~49歳までのコア視聴率が悪くない作品が多い印象です。その中でも『新空港占拠』と、西島秀俊さん(52)主演の『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(TBS系)が抜けていて、今後“一騎打ち”とも言える状況になっていきそうです」

※画像は『さよならマエストロ』の公式X(ツイッター)『@maestro_tbs』より

『さよならマエストロ』は、1月14日にTBS系「日曜劇場」枠(午後9時~)でスタート。西島演じる元天才マエストロ(指揮者)・夏目俊平と、その娘で元ヴァイオリン奏者の響(芦田愛菜/19)の、確執のある2人が地方オーケストラでの活動を通して、失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生も再生させていく、とびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマである。

『新空港占拠』と『さよならマエストロ』――両ドラマの第1話の世帯、コア視聴率は以下の通り(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。

『新空港占拠』…世帯7.5%、コア4.3%

『さよならマエストロ』…世帯11.4%、コア4.5%

「TBSの日曜劇場は現在、ナンバーワンのドラマ枠で、世帯もコア視聴率も良い枠として知られています。しかし、『新空港占拠』とのコア視聴率の差はわずか0.2%。非常に肉薄した数字となっていて、逆転も十分可能と思える差ですよね。日曜劇場は前クールも、同じ日テレの土曜ドラマ枠のドラマに最後、追い抜かれてしまいましたからね」(前同)