■「パクリ?」の声も……”ソリストとマエストロ””市役所勤め”など過去の日テレドラマと“被り多数”で物議の『さよならマエストロ』

『さよならマエストロ』の大筋は、情熱を失った天才マエストロ(西島)と、市役所勤めのバイオリニスト(芦田)が廃団寸前の市民オーケストラ楽団に参加することになり、楽団が再生していく――というものだ。

 この設定が門脇麦(31)主演、田中圭(39)が相手役の連続ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系/23年1月クール)とバイオリニストとマエストロ、ヒロインが市役所勤めなど多くの部分で被っており、

《さよならマエストロ、リバーサルオーケストラの恋愛部分を家族に変えたようなドラマだけど…市役所勤めとか被らなくても》
《え、8割リバーサルオーケストラじゃん!いやいや、実は原作物かもって調べたらオリジナル脚本って…どうして誰も止めなかった 廃止寸前もヒロイン秘密持ち役所勤めも指揮者海外からも役人悪役もほぼほぼ同じ》

 といった声が目立つ。なかには“パクっているのでは”なんて厳しい意見も……。

「もちろん、『さよならマエストロ』は主人公のマエストロの性格が温厚であるのに対して、『リバーサルオーケストラ』では俺様系だったなど違いはあるし、まだ第1話。“これから違っていくのでは”という声も多い。

 ただ、この“そっくり疑惑”も浮上して視聴者がざわついているところを考えると……さまざまな面でかなり伸びしろがありそうな『新空港占拠』の方が、今後、どんどんSNSなどでも盛り上がっていって、視聴者を獲得。視聴率の面では、冬ドラマナンバーワンに輝きそう、という見方は強くありますね」(前出の制作会社関係者)

 日テレ「土曜ドラマ」が勢いを増す昨今。『新空港占拠』が『さよならマエストロ』を凌駕しても、もう櫻井は「嘘だろ」とは言えないのかも。