■物議をかもした4年前の“デビュー問題”

「気持ち複雑」「いろいろ騒がれた」――めでたいはずのデビュー日に、なぜこんな意見が出るのだろうか?

「SixTONESは4年前、2020年1月22日に、Snow Manと異例の同時デビューを果たしたグループです。

 しかし、SixTONESはファンの間で、“実際は結成日に合わせた2019年5月1日にデビューが発表されるはずだったのではないか”という説がファンの間ではさも事実のように論じられて、過去SNSが炎上したことがあったんですよね」(前出の女性誌編集者)

 当時、SixTONESはジュニア内ユニットで高い人気があった。一方で、Snow Manは事務所副社長だった滝沢秀明氏(42)の寵愛は受けてはいたが、まだ人気に火がつく前だった。

 そのため、“滝沢氏が抱き合わせでSnow Manデビューをねじ込んだ”と噂されたほか、雑誌コメントを筆頭にメンバーの発言の端々から、”Snow Manデビューの関係でSixTONESのデビュー日を強引にずらしたのでは?“という憶測が飛び交ったのである。すでに4年前の話だが、今年はブログのミスにより、あらためて当時の騒動を思い出す声も出てしまった、ということだ。

※画像はSixTONESの公式X『@SixTONES_SME』より

 また、SixTONESは毎年デビュー日はそこまで大々的に盛り上げない一方で、結成日はYouTube配信やFC動画などで盛大にお祝いすることが多い。

  前述のSnow Manとの噂もあるため、一部のファンからは、“メンバーもあまりデビュー日に良い感情を抱いていないのでは?”という声もあるが――。

「SixTONESは事務所の指示で結成された多くのグループと違い、意気投合したメンバー6人がジャニー喜多川氏(享年87)に直談判して、自発的に結成したグループです。そのため、デビュー日よりも結成日の方が思い入れが強くなるのは当然でしょう。

 また、SixTONESはデビュー会見の時点で“あくまでもデビューは通過点の1つ”というスタンスを取っていて、それは現在も同じ。そのため、デビュー日への関心自体が、他グループよりも薄いと考えられています。少々騒がれてしまいましたが、今回の“デビュー日と結成日の書き間違え”も、他意はないはずですよ」(前同)

 一部のファンにとっては苦い思い出でもあるデビュー日問題。SixTONESメンバーにとっては、もはや過去のイチ出来事なのかも――。