お笑いコンビ・ダウンタウン松本人志(60)と『週刊文春』(文藝春秋)のバトルは、さらに苛烈さを増しそうだ。そしてスピードワゴン小沢一敬(50)にも大きな影を落としている――。

 松本は1月22日、飲み会で女性に大人の関係などを強要したとの疑惑を報じた『週刊文春』の発行元である文藝春秋に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴したと、同日、所属する吉本興業を通じて発表。松本個人による提訴となり、損害賠償請求額は約5億5000万円になる。

※画像は松本人志の公式X(ツイッター)『@matsu_bouzu』より

 松本の代理人である八重洲総合法律事務所の田代政弘弁護士は次のコメントを発表。

《今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております》

 これを受け、『週刊文春』編集部も《一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります》とコメントを発表した。

「ワイドショーも松本さんと文春の攻防一色となっていますが、裁判の長期化は必至。松本さんは1月8日、裁判に注力するため活動を休止しましたが、テレビ各局も緊急の対応に追われています」(民放キー局関係者)