1月23日、二階堂ふみ(29)が主演、チェ・ジョンヒョプ(30)が相手役の連続ドラマ『Eye Love You』(TBS系)の第1話が放送された。平均視聴率は世帯5.5%個人視聴率は3.2%だった。

『Eye Love You』は、チョコレートショップの社長で心の声が聞こえる能力“テレパス”を持つ本宮侑里(二階堂)が、年下で韓国人留学生ユン・テオ(ジョンヒョプ)と恋をするファンタジック・ラブストーリー。ヒロインの相手役に韓国人俳優を起用した初の民放GP帯連続ドラマとして、放送前から注目を集めていた。

※画像は『Eye Love You』の公式X(ツイッター)『@eyeloveyou_tbs』より 

「侑里は自分の超能力に折り合いをつけて接客業に生かしつつも、人の本音が聞こえるせいで恋愛に消極的だった。しかし、テオの心の声は韓国語のため聞こえても意味が分からない――という面白い設定です。

“ファンタジー設定のある恋愛ドラマ”という点が、同じ1月クールにスタートした永野芽郁さん(24)主演、山田裕貴さん(33)が相手役の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)と被っている、という指摘もありますね。後者は、めちゃくちゃシリアスな話ではありますが……」(テレビ誌編集者)

『君が心をくれたから』は、長崎県を舞台に主人公・逢原雨(永野)が、事故に遭った同級生の朝野太陽(山田裕貴/33)の命を助けるために「五感」を差し出すことで始まるファンタジーラブストーリー。回を追うごとに主人公の味覚や嗅覚が消え、夢や恋を諦めざるを得ない状況に追い込まれる、あまりにも重い作品となっている。

「『君が心をくれたから』の第1話(8日放送)は平均世帯視聴率7.2%だったのが第2話から急落し、第3話(22日放送)では世帯5.6%まで下落していて、著しい視聴者離れになっています。“シリアスすぎる展開を月曜の夜から追うのはキツい”という声が目立ちますね。

 そして、『君が心をくれたから』は、1月24日時点で見逃し配信サービスTVerのお気に入り登録数は90.1万と決して低くはないのですが、同じ“ファンタジー作品”でも『Eye Love You』の勢いの方が凄い。いずれ『君が心をくれたから』は追い抜かれるのでは、という声もありますね」(前同)