■冷食メーカーの品も見逃せない

 スーパーで購入できる大手冷食メーカーの品も逸品ぞろい。中でも、味の素の『レンジでギョーザ』(10個入り・298円)は冷凍庫常備必須品だ。

「電子レンジで3分温めるだけという手軽さ。皮に焼き目があり、香ばしさもしっかり感じる王道の味でした。日々の食卓や、弁当のおかずに最適です」(前出のタケムラ氏)

 酒のお供を探しているなら、味の素の『黒胡椒にんにく餃子』(12個入り・312円)と、大阪王将の『謹製羽根つきなにわのお好み餃子』(12個入り・228円)の2品を試してもらいたい。

「『黒胡椒〜』は、国産ニンニクの風味と、ピリ辛のコショウがガツンとくる一品。一方、『謹製〜』は、餃子をソースとかつおぶしで食べる“お好み焼き風”で。意外や、これがクセになるおいしさでした。どちらも濃厚な味で、ビールとベストマッチです」(前同)

 タケムラ氏がイチオシとして挙げたのは、大阪王将の『極みの肉汁大粒餃子』(861円)。まさしく“冷凍餃子王”にふさわしい食べ応えと味!

「商品名の通り、肉汁がジュワッとあふれます! 牛肉の入った濃厚な餡が売りなので、そのままか、酢コショウで、あっさり食べるのがオススメです。また、24個入りと大容量で、コスパも抜群ですよ」

 同氏の著書『冷凍食品アレンジ神レシピ大全』(宝島社)の中から、絶品のちょい足しレシピも紹介しよう。

「半分に切ったピーマンを冷凍餃子にかぶせて焼くだけで、超簡単な“ピーマンの肉詰め風”が作れます。苦みとうま味のきいた味で、お好みでケチャップをかけて食べると、最高の酒のおつまみになります」

 餃子を食べて生涯現役!