■『水ダウ』OP映像が「エル・チキンライス」に変わったワケ
オープニング映像で覆面を被せられた『水ダウ』はどうだろうか。前出の民放キー局関係者は続ける。
「松本さんを“消す”なんてことではなく、活動休止中は松本さんの顔を隠そうという遊び心でやったことだといいますよ。実は、コロナ禍にも、松本さんと浜田さんを模したキャラクターがマスクしていましたから、それと一緒でしょう。松本さんを消す必要があった、消そうとしているわけではないそうです。
番組としては松本さんに戻ってきてもらい、ダウンタウンの2人がそろって再び『水ダウ』を、という気持ちは変わっていないと。時間がかかっても待つという覚悟なのではないでしょうか」
相方の浜田も1月25日深夜放送のラジオ番組『ごぶごぶラジオ』(MBSラジオ)で松本について初めて言及。「あの人の代わりはおらんから、戻ってくるまで、自分のできることをやろうかなという感じです」と語った。
「2月1日の『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)ではイニシャルトーク企画が行なわれたんですが、番組冒頭からさらば青春の光の森田哲矢さん(42)が“Mはどこ行ったんですか!”などと大盛り上がりを見せていましたね。同番組は今後も、浜田さんの1人司会で乗り切っていく、その方針だと聞こえてきています」(前同)
一方、『文春』は徹底抗戦の姿勢をみせており、追及の手を緩めることはない。2月1日発売の『週刊文春』には、10人目告発者・I子さんの証言も掲載された。
「毎週、新たな告発者も出てきて事態は収束する気配をみせませんし、地上波テレビ番組なのでスポンサーの問題はどうしてもある。ただ、テレビマンの中には松本さんと一緒に仕事を続けたい、戻ってきて欲しい、と思っている人は多数いますよ」(同)
最初の『文春』からすでに1か月以上経つが、騒動がより大きくなっている感もある。果たして、“笑いの天才”松本人志は、テレビの舞台に戻ってくるのだろうか――。