2月1日、俳優の吉沢亮が30歳の誕生日の迎えた。前日には吉沢の出演するロッテのバレンタイン企画『バレンタインのせいにして。』のメイキングが発表されていたが、奇しくもオフショットの1枚が吉沢のルーツを想起させるものだったため、ファンの注目を集めている。

 左手のチョコをアピールするための決めポーズが『オリコン』に《まるで仮面ライダーの変身ポーズ?》の見出しで紹介されたため、

《メ、メッメッメテオ!!!????仮面ライダーメテオか!!!?www》
《やっぱ、みんな思うのねメテオの変身ポーズ》
《仮面ライダーの頃は10代だったのにもう30歳なのかぁー年月早過ぎる…》

※画像は『オリコンニュース』の公式X(ツイッター)『 @oricon』より

 といった声が、多く寄せられているのだ。

 吉沢は、2011、12年放送の『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で、2号ライダー“朔田流星/仮面ライダーメテオ”を演じていた「仮面ライダー俳優」。

 メテオはブルース・リーよろしく「ホワチャー!」と叫びながらジークンドーで戦う仮面ライダー。吉沢が演じた流星はクールぶっているが友情を重んじる熱血漢だ。生身のアクションシーンも多く、当時のアクション経験は映画『キングダム』など多くの作品で生きている。

 そして、『フォーゼ』で主人公の“如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ”を演じていたのは、福士蒼汰(30)。

『フォーゼ』は学園ドラマでもあり、福士が演じた弦太朗は短ランにリーゼントという非常に強烈なビジュアルの高校2年生。「学校の連中全員と友達になる男」を目指す弦太朗は多くの生徒や教師と絆を紡ぎ、吉沢演じる流星も“ダチ”として共に戦った。

 当時、現役高校生だった福士(当時18歳)と吉沢(当時17歳)も、気づけば30代。佐藤健(34)や菅田将暉(30)など“仮面ライダー俳優”の活躍ぶりは素晴らしいが、思えば『フォーゼ』終了後の福士と吉沢の売れ方は、抜きつ抜かれつ――同じ作品の1号と2号が競争しているような活躍をしている。