■勝負の時代劇はNHKに完敗で……
「木梨さんに奈緒さん、濱田岳さん(35)など、演技力が高い俳優陣が揃っているし、シナリオも上質です。
ただ、大人気グループのSnow Manの深澤辰哉さん(31)が出演しているくらいで、話題性がある俳優が起用されていないという点も影響しているのかもしれませんね。第3話(1月29日放送)のコアは1.6%。めちゃくちゃ厳しい数字ですね」
お笑いトリオ3時のヒロイン・福田麻貴(35)の主演ドラマ『婚活1000本ノック』が放送中の「水曜22時」枠は以前から数字が取れない枠と言われ続けてきたが、今期もふるわないようだ。
『婚活1000本ノック』は、南綾子氏の同名小説(新潮社)が原作。売れない官能小説家・南綾子(福田)と幽霊の山田クソ男(八木勇征/26)がバディを組み、婚活に励むエンターテインメントドラマ。
\\𝐑𝐄𝐏𝐎𝐑𝐓1000本ノック❗//#婚活1000本ノック
— 『婚活1000本ノック』フジテレビ水10ドラマ【公式】 (@konkatsu1000_cx) February 3, 2024
EP3⃣の現場から
✨️ #福田麻貴 さん
✨️ #八木勇征 さん
✨️ #大貫勇輔 さん
ダンスシーン撮影中の
テンション高めなオフショを📸
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放送時間は、大人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)と、日テレのドラマ枠が被っている激戦区である。
「第3話(1月30日放送)はコア1.3%。放送枠の悪さもあるでしょうが、主演の福田さんに対する“負担”も指摘されています。
福田さんは演技力はありドラマの経験もありますが本職の俳優ではないし、何より本作が初主演作。それなのに橋本マナミさん(39)、中越典子さん(44)、関水渚さん(25)など脇を固める演技派俳優陣の出番が少なくて、進行が主人公のモノローグ(独白)メインになっているんです。決して下手ではないのですが、福田さんがモノローグだけで場を持たせることができる女優かと言われると、ちょっと疑問ですよね……」
シナリオ面も作者の実体験に基づいた婚活のリアルなエピソードも、リアリティがある一方で、
《婚活ドラマなのに、主人公の婚活をいまいち応援できない》
《せっかく芸人でコントもやってるんだからもっとクセ強めキャラを演じることを期待されてたんだろうが、これじゃ薄い》
と、“事前の期待と違う”と声を上げる視聴者も多い。
さらに、放送前からフジテレビが推していた、小芝風花(26)主演の『大奥』も、苦境に立たされている。
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— 『大奥』毎週木曜よる10時<フジテレビ> (@ohoku_fujitv) February 1, 2024
次回予告
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『#大奧』第3話
ご覧いただきありがとうございました❕
心が通い合ったかに思えた
家治と倫子でしたが
まさか、お知保が…
正室VS側室、心に燃える嫉妬の炎。
そしてお品の心に芽生えるほのかな恋。
切なさまでも加速する第4話の予告を… pic.twitter.com/Cg1YoTwQHX
『木曜劇場』枠(午後10時)でスタートした『大奥』は、2003年にフジテレビが取り上げて大ヒットした時代劇コンテンツの令和版。「本家本元であるフジテレビの『大奥』」というコピー、シリーズ初の全編京都ロケ、KAT-TUNの亀梨和也(37)、Snow Manの宮舘涼太(30)という人気旧ジャニーズタレントの起用で話題を集めていたが――。
「第3話(2月1日放送)がコア視聴率1.8%。フジテレビがプッシュしていたコンテンツとは思えない爆死結果に……。その原因は2つ考えられています。
1つは、昨年にNHKがもっと斬新で意外性のある『大奥』を放送していたことですね」