■スピードワゴン小沢が「5億5000万円裁判」のキーパーソンに

 12月27日発売の『週刊文春』によると、小沢は東京・六本木の高級ホテルに女性を招集。女性らは「ものすごいVIPとの飲み会だから」とだけ聞かされ、松本と対面する前に携帯を没収された。その後、女性らは松本と対峙し、飲み会スタートから約3時間後に、小沢が「ゲームを始めよう」と呼びかけ、ベッドルームで女性と松本が2人きりになるよう仕向けたとされる。

「同じく、飲み会をアテンドしたとのちに報じられた、たむらけんじさん(50)の“たむけんタイム”があったのかなかったのか、クロスバー直撃渡邊センスさん(40)のYouTubeで『FRIDAY』(講談社)の記事に反論したことなどが大きな話題になりましたが、松本さんが訴えているのは小沢さんがアテンドしたとされる、文春が最初に報じた飲み会についてなんです。

 被害女性とやりとりしていたのが小沢さんで、彼は問題の飲み会以降も連絡を取っていたとされます。つまり、松本さん、A子さん以外で当日の詳しい事情を語ることができるのが小沢さんということ。松本さん、当事者の女性は当然ですが、小沢さんが裁判のキーパーソンになっていて、彼が何をしゃべるのかが裁判に影響を及ぼすことになりそうなんです。

 ただ、小沢さんが深くかかわっていたことで別の問題も浮上してきているようです。松本さんは吉本興業のトップ芸人ですが、小沢さんは吉本芸人ではない。彼の所属事務所は売れっ子俳優や歌手も抱えている芸能界を代表する一大グループ企業ですからね……」(前出の民放キー局社会部記者)

※画像は小沢一敬の公式X(ツイッター)『@ozwspw』より

 松本に続き、1月13日には小沢も芸能活動休止に入った。

 1月9日、小沢の所属事務所は《スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります。なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります》と活動継続を発表し、《一部週刊誌の報道にあるような、特に性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません》とコメントを出していた。

 ところがその後、一転して、《小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました。弊社としてはその申し出を受け、当面の間、小沢一敬の芸能活動を自粛することと致しました》と活動休止を発表した。