■小沢の所属事務所グループが恐れる「トップ女優への影響」

 小沢が所属する事務所のグループのトップに君臨する和田アキ子(73)も1月28日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)でこの件に言及。

「《何ら恥じる点がない》と。それで私、ものすごく怒ったの。“なんてこと言うの”」と話し、「そういうことを言うなら、《でも、被害に遭ったと感じられる方には申し訳ございません》とか、そこを足さないかんと。そしたら3日か4日かして小沢のほうからやっぱり申し入れがあって、“体力的にもダメだと。当分の間仕事は……”と。それで(事務所の対応が)コロッと変わったような感じがする」と語った。

 ワイドショー関係者は話す。

「和田さんの発言もありましたが……事務所サイドが何を気にしているかというと、この件が同グループの看板女優である深田恭子さん(41)、綾瀬はるかさん(38)、石原さとみさん(37)などトップ俳優に飛び火、変な影響が及ばないか、ということだといいます。

 今回の件に同事務所の俳優たちが全く関係していないのは明らかですが、松本さんvs文春の騒動はあまりにも大きなものになっていて、今後、さらに炎上してしまったら、事務所グループ全体に影響を及ぼす可能性がありうる、と懸念しているといいます。最悪の場合のリスクを考えるのは事務所上層部としては当然でしょう。

 そうした最悪の事態を引き起こさないように現在、小沢さんには“何もしゃべらないように”という徹底した“箝口令”が出ているといい、事務所幹部が直接、小沢さんをフォローしている状況にあるといいます」

※画像は深田恭子の公式インスタグラム『@kyokofukada_official』より

 1月23日発売の『FLASH』(光文社)では、活動休止発表後の小沢に直撃取材を行なっている。記者の直撃を受けた小沢は、自宅の前を素通りしようとするなど、他人のフリをしようとしたという。自身の言い分について問われると「いえいえいえいえ」とうつむき、自宅へと帰っていったとのことだ。

「他人を装ったといいますが、何もしゃべることができないからああいったリアクションになったんでしょう。絶対に一言も発せられない状況にあると。

 松本さんと文春の裁判のキーマンとなる小沢さんですが、松本さんとは所属事務所が違い、そこの利害も異なってくるため、全面的に協力するのは難しい状況にあるのでは、と見られています。もちろん、裁判に証人として出廷するとなったら洗いざらいしゃべるしかないのでしょうが、所属事務所が違うということで、よりセンシティブな状況へと発展しているようですね……」(前同)

 小沢は、「松本vs文春」の大注目裁判にどのような形でかかわることになるのだろうか――。