2月23日夜10時から第5話が放送される連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の勢いが止まらない――。

 現在、春の改編期を目前にしているテレビ界。さまぁ~ず大竹一樹(56)と三村マサカズ(56)がMCを務める『これが定番!世代別ベストソング ミュージックジェネレーション』(フジテレビ系)が4月よりレギュラー化する。

 フジテレビの木曜19時枠で放送中の相葉雅紀(41)がMCを務める『木7◎×部』(フジテレビ系)が4月から関東ローカル枠に移動し、4月からは『ミュージックジェネレーション』がスタート。同番組は、令和・平成・昭和の3世代の定番ソングを貴重映像とともに発表するという内容だが、このように昔と今、昭和と令和を比較する番組が各局で放送されている。

「ドラマ『不適切にもほどがある!』(以下、『ふてほど』)も昭和と令和のギャップを面白がるという内容で大ヒットしていますよね。バラエティではなく、ドラマでこれをやってしまうTBSドラマ班の発想、実行力に、多くのテレビマンが舌を巻いていますよ」(バラエティ番組制作会社関係者)

 宮藤官九郎氏(53)が脚本を手掛け、阿部サダヲ(53)が主演を務める同ドラマは、昭和のスパルタ体育教師・小川市郎(阿部)が、突然38年後にタイムスリップしてしまうところから始まる。

“ハラスメント”といった言葉や概念もなく、今ならパワハラやセクハラで問題視されそうなセリフを言いたい放題の昭和61年(1986年)と、コンプラ遵守が徹底される令和6年(2024年)を行ったり来たりしながらさまざまな人と触れ合い、“当たり前”と“不適切”について考えるきっかけをくれるコメディドラマだ。

※画像は『不適切にもほどがある!』の公式X(ツイッター)『@futeki_tbs』より

「昔と今、昭和と令和の世界観、世代間を比較する番組は大好評。ダウンタウン浜田雅功さん(60)MCの『オオカミ少年』(TBS系)でも、『ベテラン世代』と『ルーキー世代』に分かれて誰もが知る世代を代表する楽曲を歌う『ハマダ歌謡祭』が人気企画になり、毎週のように放送されています。

 さらに2022年9月にスタートしたフットボールアワー後藤輝基さん(49)とホラン千秋さん(35)がMCを務める『ザ・ニンチドショー』もベースはクイズ番組ですが、幅広い世代のゲストパネラーとともに各世代の超意外で驚きのニンチド(認知度)をクイズ形式で出題するという内容です」(前同)