■IT企業勤務の中国人男性「中国にあるようでない」
編集部員がランチ時に渋谷道玄坂店(ステーキライスとカレーの店)へと出向くと、明るい店内ではJ-POPが流れ、カウンターには1人客や2人客が並ぶ。ステーキライスは、肉のサイズ、ライスの種類を指定し、トッピングを選ぶスタイルだ。肉はSサイズ(90g/980円)からスーパーメガ(290g/2490円)まで6サイズあり、1サイズ上がるごとに40gが追加される仕組みだ。
ライスは白米のほか、ガーリックバターライス、ベーコンバジルライス(+180円)、米の60%が野菜のサラダライス(+240円)と、ガッツリ派にもヘルシー派にも対応している。ラインナップが豊富なトッピングは、+100円~450円で生たまご、チーズ、マッシュポテトなどが選べるほか、“ちょいカレー”や“追い肉”などのボリュームアップのメニューも頼めるという。
弊サイト記者が、注文したのは”Sサイズ”の肉に”サラダライス”、トッピングは”生卵”。生卵は”卵黄のみ”か”全卵”かを選べる。Sサイズといいながら十分なボリュームで、見た目の“映え”度も抜群。上にのっている白い塊は”ホイップバター”だった。
”サラダライス”のサラダはサラダ菜をメインに、人参やブロッコリー、カリフラワーなどがミックスされている。肝心のステーキ肉は、ミディアムレア程度に火が通されて柔らかく、濃厚なソースがよく絡み、確かにクセになるうまさ。
渋谷にあるIT企業勤務で、ランチタイムにステーキライスを食べるため、週に2~3回は来店するという中国人男性客に話を聞くと、「食べ方が何通りもあるので、よく来る」と、すっかり気に入っているご様子。「中国にあるようでないし、1000円~2000円でおいしい肉を堪能できるというコスパの良さもいい」と語ってくれた。