2月25日、『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系、朝9時30分~)が最終回(第50回)を迎える。
『キングオージャー』は、チキュー(※地球ではない)を舞台にした、六王国と王様の物語。
すべての元凶である宇蟲王・ダグデド(声:石田彰)と幹部・カメジム(声:三木眞一郎)との戦いの決着を目前にX(旧ツイッター)はスーパー戦隊シリーズ史上最大、異例の盛り上がりを見せている。
盛り上がりぶりを如実に表しているのが、2月18日放送の第49話放送後に浮上し、X(旧ツイッター)トレンド入りした 《#キングオージャー最終三話劇場版》というワード。
第48話(11日放送)、49話、最終話を再編集してもらって、映画館のスクリーンで目に焼き付けたい――そんな熱い思いを抱く多くの視聴者が、『特捜戦隊デカレンジャー』(2004)に江成仙一/デカグリーン役で出演していた伊藤陽佑(39)がXに作ったハッシュタグに集結したのだ。
#キングオージャー最終三話劇場版
— 高野水登 脚本家 『王様戦隊キングオージャー』毎週日曜あさ9:30より放送中! (@TakaMinaCalpis) February 19, 2024
!!!世界トレンド1位!!!
ありがとうございます!!!もうそれしか言えません!!!本当にありがとうございます!!!!!! pic.twitter.com/j3lwIJHVFY
ハッシュタグ《#キングオージャー最終三話劇場版》の言葉は関係者にも届いており、脚本家の高野水登氏、上堀内佳寿也監督、音響担当の桑原秀綱氏などなど、本作に携わる多くの人間が反応。
プロデューサーの大森敬仁氏は、
《たくさんの声をお送りくださり、ありがとうございます
時間をください
何よりも
まずは最終話の放送を、お楽しみに!》
と、期待させるコメントを寄せている。
『戦隊』や『仮面ライダー』は大人の視聴者も増えた影響でSNSの動きも活発になりつつあるが、ここまでの盛り上がりは過去に例がない。49話が放送された時間だけでなく、翌日の19日にも「最終三話劇場版」はトレンド入りをした。
なぜ、ここまで盛り上がっているのか――キャストとスタッフの熱量はもちろんだが、本作の場合は従来の戦隊と大きく異なる点があり、注目度が高かったことも大きい。