■日下の「奇跡を見届ける」の意味

 これまでの日下(斎藤)が発してきた「奇跡を見届ける」「人は最後は自分を守るもの」などのフレーズも材料に、視聴者からは、

《「奇跡を見届ける」って日下さんが言ってたよね。。それって、雨ちゃんが五感を失っても、それでも寄り添って、 支え続ける、愛の「奇跡」ってことなんじゃ?それを見届けたら、雨ちゃんの五感は戻るんじゃない? そうであれ!!》
《奇跡を見届けると言うフェーズ(※おそらくフレーズ)が凄く気になっていて、日下さんの人は最後は自分を守るものだからの言葉から、相手の事を思い続けた時に何か奇跡が起こるのかもしれないです》
《ウルトラCかませそうなの日下さんしかいないよ見届けるだけとか言わないでなんとか頼むよでも日下さんも千秋さんも下手なことしたら消滅しそうでそれもイヤだよ奇跡終了で元通りになる設定でありますよう》

 といったハッピーな展開を切望する声が、X(旧ツイッター)にも多く寄せられているのだ。

※画像は松本若菜の公式X『@wakana_ma』より

「もう1人の案内人・千秋(松本)については、公式サイトの予告で《もし太陽が千秋のことを”母さん”と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまう》という文言があります。そこから、千秋は日下よりも一足先に物語から退場する可能性が浮上していますが、太陽の母である千秋は雨と太陽にとても好意的。何かポジティブな要素を残してくれるのではないでしょうか。

 最後は、残された日下が何らかの方法で雨に五感を返してくれる――そうなったら完全無欠のハッピーエンドなのですが、そうきれいにいくかは……」(前出のテレビ誌編集者)

 公式に「物語はクライマックスへ」と告知された『君ここ』。最後は斎藤演じる案内人・日下が救世主となってくれるのか、果たして――。