■『だれかtoなかい』は“SMAP×嵐効果”で急上昇

 では、松本不在となった番組の視聴率はどうなったのだろうか。

 2月19日の『クレイジージャーニー』はコア1.8%、同21日の『水曜日のダウンタウン』は4.7%、同22日の『ダウンタウンDX』は3.4%だった。

 そして、『人志松本の酒のツマミになる話』から改題し、千鳥大悟(43)がメインMCとなった同23日の『酒のツマミになる話』は2.8%、『まつもtoなかい』から改題し、中居正広(51)と二宮和也(40)MCの体制となった同25日の『だれかtoなかい』は4.1%、同日の『ガキ使』は2.3%だった。

※画像は『だれかtoなかい』の公式X(ツイッター)『@darekato_nakai』より

「『水ダウ』は4.3%から4.7%と微増。同番組はVTRがメインで企画が勝負の番組ですから、松本さん不在の数字的な影響はそれほどないんでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 1月17日の『水ダウ』では「チャンス大城、昔一緒に山に埋められた友人の和田がまた山に埋められていても意外とすんなり受け入れちゃう説」を検証。

人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)などで語られてきたチャンス大城(49)の代表的なエピソード「友人の和田と一緒に首まで山に埋められた話」。約30年の時を経て、再び和田が山に埋められているところを目撃したら、チャンスはどう反応するのかを検証した。

 松本不在の2月21日の『水ダウ』では、「『男の知名度100%』で『女の知名度0%』のモノ、ギリ存在する説」の第2弾検証を実施。男性チームと女性チームに分かれて「男しか答えられない」「女しか答えられない」問題を互いに出し合い「100%:0%」を目指すクイズ企画となった。

「ただ『水ダウ』でも、松本さんがいなくなってスタジオトークが物足りない、といった声は出ていますね。それでも視聴者は離れてはいないと。

 そして、『ダウンタウンDX』は、1月4日年始SPということもあって5.8%と飛び抜けて高かったですが、2月22日も3.4%と堅調。同時間帯1位の数字ですからね。

『酒のツマミになる話』も、松本さん不在でもまったく同じコア視聴率。お酒好きの大悟さんがやはりハマっていて《酒のツマミになる話、松本より大悟のほうがおもしろいわ》といった声もあるぐらいです。

『まつもtoなかい』は『だれかtoなかい』になってから数字が急上昇。1月21日のゲストはラグビー日本代表の稲垣啓太さん(33)と稲垣貴子さん(33)夫妻と西武ライオンズの源田壮亮さん(31)と衛藤美彩さん(31)夫妻。最新回の2月25日のゲストはアンタッチャブル山崎弘也さん(48)、おぎやはぎ小木博明さん(52)、伊集院光さん(56)と知名度の差はあったものの、松本さん不在でどんな番組になるのか、という注目度のアップもあり、数字を伸ばしていますね。

 そして、中居さんと二宮さん、SMAP×嵐の国民的グループメンバー同士の共演を見たいという人はやはり多い。今や『だれかtoなかい』は、飛ぶ鳥を落とす勢いですよ」(前同)