■『未来への10カウント』&『教場』……主演ドラマ“連敗評価”のワケ
2022年4月クールの『未来への10カウント』(テレビ朝日系)は木村主演のドラマで初の世帯視聴率1桁台を記録(第3話と4話)。平均世帯視聴率は10.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)となんとか2桁台を死守したが、当時はテレビ朝日上層部が責任を取ることになるのではないか、ともささやかれた。
そして、2023年4月クールの『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)は、全話の平均世帯視聴率が9.8%と1桁台となってしまった。
「現在、テレビ各局では13~49歳のコア視聴率が重視されていますし、『教場0』のコアも悪くはありませんでした。ですが、“天下のキムタクドラマ”なのに、平均世帯視聴率1桁台は衝撃でした……。“視聴率男”の木村さんの作品にもかかわらず、数字面では厳しい評価となってしまいましたよね。
『未来への10カウント』と『教場0』が思ったほど振るわなかったのは、木村さんが一歩引いた立場の役どころを演じていたからではないかという指摘もあります」(前出の民放キー局関係者)
制作会社関係者決めたんだ。
— 木曜ドラマ🥊「未来への10カウント」【テレビ朝日公式】 (@miraten_tvasahi) June 2, 2022
これは変わらない。#未来への10カウント#焼き鳥授業 pic.twitter.com/Yxy2uLixTp
『未来への10カウント』で木村は、夢に破れ、妻に先立たれて「いつ死んでもいい」とつぶやき、デリバリーピザのアルバイトで生計を立てる桐沢祥吾を演じた。その後、出身高校のボクシング部の顧問となり、King&Princeの高橋海人(24)、村上虹郎(26)、山田杏奈(23)らの生徒役を指導するという役どころだった。
『教場』はスペシャルドラマとして2度放送され、後に連ドラとして制作されたが、木村は警察学校の冷徹な鬼教官・風間公親を熱演。スペシャルドラマ時代から、北村匠海(26)、川口春奈(29)、林遣都(33)、なにわ男子の西畑大吾(27)、上白石萌歌(24)、福原遥(25)、Snow Manの目黒蓮(27)、眞栄田郷敦(24)らの訓練生役を指導する立場だった。