■“スピード離婚”で持ち上げられる存在から批判の対象に……

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「WBCで侍ジャパンを優勝に導き、ドジャースと1000億円の契約を結んだ世界一の野球選手となった大谷選手、フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たし、国民栄誉賞も受賞した羽生さんという2大スターが奇しくも同じような文言で、プライベートに干渉しないようマスコミやファンに呼びかけたと。

 羽生さんは、マスコミの過剰な取材や一部の過激ファンのプライバシーを暴こうとする行為を受け、離婚するに至ったという旨のコメントを発表しましたが、ヴァイオリニストのA子さん自身は実名報道にOKを出していたとも報じられました。そのため、羽生さんには“A子さんを守らなかった”という批判も出て、ファン、マスコミから持ち上げられる存在から一転、叩かれる対象へとなってしまいました。“味方”であったはずの女性週刊誌からも厳しい論調で書かれてしまいましたよね」

 羽生の離婚発表を受け、

《羽生結弦選手のことアスリートとして好きだったけど電撃離婚してから正直好きになれなくなったな 妻の身からしたらマスコミが理由で離婚とか意味わからんしお前が守らず誰が守るんだよ?だし》
《すぐ離婚した人、印象悪い…子どもっぽいらしいね…》

 などの意見も、SNSには寄せられた。

※画像は羽生結弦の公式インスタグラム『@yuzuruofficial_』より

「その後、羽生さんの家族がA子さんを受け入れなかった、などさまざま出た一連の報道で、羽生さんに対する見方が一気に変わってしまった感じですよね。

 一方、《今後も両親族を含め無許可での取材等はお控えいただきますよう宜しくお願い申し上げます》と、羽生さんと同じように“無許可”という言葉を使った大谷さんの結婚は、日本中が祝福しているんです。もちろん、お相手は誰なのか突き止めようとする動きはあります。それでも、圧倒的大多数が祝福している。

 現在進行形での大谷選手の活躍、そしてその人気が凄まじいというのはあるでしょうが、あまりにも国民の反応に差がありますよね」(前同)