３月１日、阿部サダヲ（５３）主演、宮藤官九郎氏（５３）脚本の連続ドラマ『不適切にもほどがある！』（以下『ふてほど』、ＴＢＳ系／金曜夜１０時）の第６話が放送された。

『ふてほど』は、昭和６１年（１９８６年）を生きるスパルタ体育教師・小川市郎（阿部）が令和６年（２０２４年）にタイムスリップすることで繰り広げられる、意識低い系タイムスリップコメディ。

　第６話では市郎の娘・純子（河合優実／２３）も現代へタイムスリップ。並行して、ゲストキャラで大物脚本家のエモケンこと江面賢太郎（池田成志／６１）の話を軸に「なぜおじさんは昔話をするのか」を掘り下げる回だった。

※画像は『ふてほど』の公式Ｘ（旧ツイッター）より

【※以下、『不適切にもほどがある！』第６話までのネタバレを含みます】

「前回（２月２３日放送）で、市郎は、自分と純子が１９９５年の阪神・淡路大震災で死亡することを知りました。

　市郎は昭和へ戻るも、１７歳で将来があると信じて疑わない純子にそれを話せるはずもなく、悩んだ末、市郎は純子に令和を見せることにした、という回でした。純子の可愛らしさ、彼女が親思いの良い子であることがよく分かる回でもありましたね」（テレビ誌編集者）

　感極まった市郎に抱きしめられても嫌な顔をせずに受け止める純子。スカイツリーやへそ出しコーデにテンションを上げる純子。クイズ番組『令和Ｚ世代ｖｓ昭和おやじ世代』で、市郎をバカにしている演出に「さらし者じゃん」「ウチの親父を小馬鹿にして良いのは娘の私だけなんだよ！」と涙目で一喝する純子。第６話は出番が非常に多く、数々の名シーンが生まれた。

　一方で、そんな可愛らしい純子の名シーンが吹き飛ぶほどのパワーがある“不適切”なセリフが、今回はいつにも増して際立っていた。

「マッチこと近藤真彦さん（５９）が“いろいろあって”レーサーになったという発言も飛び出しましたが、何よりも視聴者の間で話題になったのは、市郎が昭和へ戻る前の第６話の前半パート。

　テレビ局のプロデューサー・瓜生（板倉俊之／４６）とエモケン（池田）がバーで市郎にクイズ番組『令和Ｚ世代ｖｓ昭和おやじ世代』の出演を打診する場面です。ここで瓜生とエモケンがとんでもなく“不適切”な発言をしたんです」（前同）