■もはや禁句になりつつある「ユー○○しちゃいなよ」を堂々使用

 まず、瓜生(板倉)は「ちょうど回答者探してたんですよ。長嶋一茂さんがね、すぐハワイ行っちゃうんで」と発言。朝のワイドショー『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の金曜コメンテーターでありながら、年間100日はハワイの別荘で過ごすため、長嶋一茂(58)の同番組の欠席率が高いことをネタにしていたのだ。

「一茂さんのハワイ休暇が理由の『モーニングショー』不在の多さは有名な話ですよね。視聴者に止まらず、テレ朝局内からも強い不満の声が出ているという報道も出ていますが、明らかにそれをイジったもの。堂々とした他局イジりですね」(前出のテレビ誌編集者)

※画像は『ふてほど』の公式Xより

 さらに、番組出演を打診された市郎(阿部)は「口を開けば”不適切”だぜ?」と渋るが、エモケン(池田)は「当たり障りのないヤツばっかり」で現代のテレビはつまらないからこそ、市郎は出た方が良いと笑いながら説得。そして、エモケンは少し間を空けて、こう言った。

「ユー、出ちゃいなよ」

 他人に対して「ユー、○○しちゃいなよ」は、誰もが知るジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の口ぐせである。

《今このセリフ攻めてるなクドカン》
《「ユー、出ちゃいなよ」ほんとに怖いもの無しだなこのドラマ》
《ジャニー喜多川じゃないか。不適切きわまりない。なんだこれは》

 といった衝撃を受けたという声が、X(旧ツイッター)にも多く寄せられている。

「数年前まではバラエティ番組でもネタにされる機会が多かったジャニー氏のものまねですが、ジャニー氏の加害問題勃発以降は、ジャニー氏を想起させるワード、フレーズは完全にNG状態ですよね。実際に被害を受けた人も多くいるわけで、今回も“シャレになってない”という声も出ていますね」(前同)