■『ONE PIECE』の制作費は『VIVANT』の26倍

 昨夏地上波で放送された際には、1話1億円とも言われる制作費が、日本のドラマとしては破格だとして話題を呼んだ『VIVANT』。作品が持つスケールの大きさや、先の読めないストーリーが考察ブームを巻き起こし、社会現象にもなったものだが……。

「Netflixで実写化された『ONE PIECE』の制作費は1話1800万ドル(約26億円)規模で、『幽☆遊☆白書』もそれに近い制作費がかけられていると噂です。

 最初から世界配信が決まっている作品に比べると、『VIVANT』の制作費は足元にも及びません。世界に向けて配信されたところで苦戦するのは当然でしょう」(前出の映画ライター)

※画像は「Netflix Japan」の公式X(旧ツイッター)『@NetflixJP』より

 テレビ局関係者も「そもそも『VIVANT』は最初から国内向けに制作された作品」とフォローする。

福澤克雄監督は“海外でもヒットするような作品を作ろうと思った”と語ってはいますが、昨夏にドラマが放送された際は、TBSとパートナーシップを結んでいる国内向けの動画配信サービス・U−NEXTが独占配信。

 海外ではロケ地となったモンゴルでのみ配信されている状態でした。最初から本格的に海外展開を考えていたなら、U−NEXTではなくNetflixとタッグを組んでいるはず」(前同)

 実際、TBSは2021年にNetflixとライセンス契約を締結。同年10月に放送された小栗旬(41)主演の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』を放送とほぼ同時のタイミングで、Netflixにて世界配信している。

※画像は日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」の公式X(旧ツイッター)より『@NCkibou_tbs』より