■最終回まで大忙しになりそう……

「メインの川栄と高杉はさることながら、水野に矢本に瀧本など、コメディもシリアスもこなせる実力派のサブキャストをそろえたことで、詰め込まれた内容でもテンポよく見やすいドラマになっています。週の半ば、疲れのたまってきた水曜の夜10時にはうってつけで、それが配信よりリアタイの視聴率が好調な理由でしょう」(ドラマライター/ヤマカワ)

 残るはおそらく2話。それまでに姉の死の真相、オームスの開発などに、どう決着をつけるのか? X(旧ツイッター)上では、《今週もドキドキハラハラ展開多めで面白かったけど、これあと2話で終わる?》《オームス適応訓練で“精神崩壊のリスク”は設定がざっくりしすぎw》など、結末への心配とオームスに対する不満の声がでている。

「オームスの実験者は、VRゴーグルのような機器と電極を装着していますが、なにをどう訓練しているのか、どうして精神崩壊するのかよく分かりません。しかも、開発者は怪演で知られる古田新太ですから、尺が足りなくなって、無理やりなオチでストーリーが破綻してしまう懸念も。ここまで好調でしたが、最後の最後で迷作になってしまう恐れも……」(前同)

 次回の予告によると、今回血を吐いて倒れた火神(古田)は、なんとか意識を取り戻すが、玲香(瀧本)に衝撃の事実を告白。また、唯(成海)のノートPCには、すべての憶測を覆す信じられない内容が記されているという。さらに唯の死の真相も明かされるらしいが、物語は残りわずか。ここから、どんな結末を迎えるのか注目だ。